切り花の茎が腐るのを防ぐのにできること

切り花を長持ちさせるコツ
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切り花の茎は腐りやすいです。腐った花が家の中にあるのは気分が悪いし、まだ咲き切っていない花を捨ててしまうのは悲しいので、腐らせずにきれいに飾りたいですよね。

このページでは、茎を腐らせない方法や、腐ってしまったらどうしたらいのか?について紹介します。

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なぜ茎が腐ってしまうの?

花の命綱でもある水と栄養をたっぷりと吸収できる根から切り離され、自然な姿ではない切り花は、手入れをしないとすぐに枯れてしまう、痛みやすい状態にあります。

茎が腐ってしまう原因にもいくつかありますが、中でも腐りやすいのが、花瓶の水に浸かっている茎の切り口!切り花は水に浸けっぱなしにしないと枯れてしまいますが、浸けっぱなしになっている部分から傷んで腐ってしまいます。

葉も腐ってしまいます

水に浸かっていると腐るのは茎だけではなく、残念なことに花も葉っぱも同じ。しかし、切り花を水に入れないと枯れてしまうので、せめて花瓶の水に浸かる部分を少なくして、傷んでしまうのを防ぎましょう。

切り花の葉の処理は、基本的には花屋さんでやってあるものですが、花瓶の高さに合わせて茎を短くしたら、下のほうまで葉がついている…という場合には、下の方の葉っぱ、とくに水に浸かってしまう部分は、すべて取ってしまいましょう。

茎の根元以外が腐る原因は?

ときどき、水に浸かっていないはずなのに、茎の半ば~花の近くが腐ってしまうことがあります。

もともと弱かったり傷んでいる個体で、すぐに駄目になってしまうこともなくはないですが、おそらくは茎が濡れたままになっているところに、たくさんの花と一緒に狭い花瓶に活け、花瓶の中で蒸れてしまっているのではないかと思います。飾ってある場所の気温や湿度が原因の場合もあります。

茎が腐ると切り花の持ちに影響が!

茎の腐った花を飾っている、という事実が嫌な感じに気になってしまいますが、それだけならまだしも花の持ちにも影響してしまうので、たかが茎が腐ってしまったくらい…と侮れません。そのまま放置すると驚くほどすぐに枯れてしまうので、気づいたらすぐに腐った部分を切り落とし、新鮮な状態に戻しましょう。

ちなみに、茎が腐ると切り花にどんな悪影響があるかというと、以下のとおりです。

水が汚れやすくなります

水に浸かっていることで茎は腐りやすくなりますが、腐った茎は浸かっている水を汚す原因になってしまいます。切り花には水が欠かせないというのに、ひどい悪循環です。

花瓶の水をきれいに保つことが、切り花の持ちに影響していることは言うまでもなく、腐ったままの茎を浸けておき、にごり、細菌が繁殖し、嫌なにおいがしてしまう前に、花瓶の水を交換して、必要なら花瓶を洗い清潔にしましょう。

水が吸い上げられなくなります

さらに問題なのが、茎が腐って、茎の中にある水を吸い上げるための導管が機能しなくなってしまい、花がたっぷりの水を吸い上げられなくなることです!水が足りないと切り花はすぐに元気がなくなってしまい、そのままにしておくと枯れてしまうので、これは大問題。

腐っている部分+2センチほどの茎を切り落として、直ちに水が吸収できるようにしましょう。

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切り花の茎が腐るのを防ぐためにできること

茎が腐ってしまっても切れば良いとはいえ、できれば腐らせることなく、きれいなまま飾っておきたいものです。では茎を腐らせないためには、どんなことを心がけたらいいのでしょうか。

花瓶に水を入れすぎないようにしましょう

茎は水に浸かっているところから痛みやすくなっているのなら、まずは単純に、水に浸かる面積をすくなくするのが手っ取り早いです。花の高さや花瓶の形状によって代わりますが、根本が3センチ浸かるくらいの水を花瓶に入れるくらいが目安です。

水揚げのいいたくさん水を吸う花だと1日で半分くらいに減ってしまったり、暑い時期だとどんどん蒸発して水が足りない~~~!ということになってしまうので、少量の水だけ入れる場合には、少なくとも1日に一回は水が足りているか確認するようにしましょう。

定期的に水の交換、水切りをしましょう

水が汚れていると、茎はさらに痛みやすくなってしまうので、理想的には1日一回、そんなに頻繁に変えられない場合でも、気がついたときに花瓶の水を交換して、新鮮な水を保ちましょう。

水換えをするときに、茎の切り口を少し切って新鮮な状態にすることで、花は水を吸い上げやすくなりますし、腐る前に痛み始めた切り口を切り落とすことができます。

切り口を切り戻すときには、普通に切るよりも水切りをすると更に効果的です。

花瓶に花を詰めすぎないようにしましょう

花瓶の水に浸かっている切り口を腐らせないためにできるのは、先に紹介させていただいた2点ですが、茎の中途半端な高さが腐ってしまう場合には、胴体の拾いゆとりのある花瓶に交換するか、細い花瓶に飾る場合には、ひとつの花瓶に飾る花の量を減らして、いくつかの花瓶に分けて飾りましょう。

花のあいだの風通しを良くすることで、花瓶の中があまりごちゃごちゃしていて、蒸れて腐ってしまったり、カビが生えてしまうのを防ぐことができます。

ほかにもある!切り花を長持ちさせるコツ

せっかくの切り花なので、腐らせることなく、きれいなまま長く楽しみたいですよね。茎を腐らせないようにする以外にも、長持ちさせる方法はいろいろあります。切り花が1週間を待たずに枯れてしまう!という場合には、ぜひ一読してみてください。

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