庭に植えているラベンダーが急成長してモサモサになってきたので、花が終わる頃合いをみて強剪定しました。
地面に植えてから2年目。昨年は、かなりガッツリと剪定しても元気に成長したので、今年も同じようにアグレッシブにハサミを入れたのですが、なんと、いくら待っても新芽が生えてきません。どうやら剪定に失敗したようです。半数以上が枯れてしまいました。トホホ。
ラベンダーの剪定に失敗したらどうなる?
まさかこんなことになると思わず、剪定前の写真を撮っていないのですが、失敗後のようすがこちらです。
7株のラベンダーを並べて植えていました。一番手前の一株と、後ろの2株は生き残ったようで、1~2週間くらいで新芽が育ってきたのですが、あとは全滅したらしく、同じタイミングで剪定したのに新しい芽が生えてきません。(写真は剪定後6週間くらいのころだったと思います。)
クローズアップしてみると、この有様。マルチング代わりに~と思ってほったらかしにした、剪定の残骸が哀愁を漂わせています。
ラベンダー強剪定失敗の原因は?
剪定に失敗し、改めてラベンダーの剪定方法と、失敗の原因を調べてみたところ、ラベンダーを強剪定するときのポイントは
- ラベンダーの成長が緩やかな秋から冬、もしくは春先に行うこと。(開花の早いフレンチ系は、春先には蕾を付けていることがあるので、秋のほうが良い)
- 枝の新芽を少しだけ残しながら、形を整えるように切っていくこと。
- 切り口から株を痛めてしまわないよう、消毒したハサミを使うこと。
- そもそも株が強剪定に耐えられる回復力を持っていること。
であることが分かったのですが、なんと、どれも守れていませんでした。生き残った3株が奇跡だったのでしょうか…
個人的には、いちばん失敗の原因になったのは、枝についた新芽を全く残さずに、すっかり丸坊主にしてしまったことかな、と思っています。
あまり大きく育つ前に切り戻すことも大切
あとは、年に一度の強剪定だけでなく、今回のように枝があっちこっちに伸びてしまう前にはさみを入れて形を整えたり、咲いた花が終わったら枯れたままにせずに摘んだりして、大きくなりすぎないように手入れをすることが大切だな~と思いました。
あんまり大きく育ってしまうと、株の中心が新芽なしの枝だけになってしまうので、新芽を残しつつ、形も整えることがかなり難しいです。
なにしろ数が多いので、剪定面倒だな~~~と思ってほったらかしてしまい、反省です。
今後の予定
今回、枯らしてしまったのはフレンチラベンダーですが、この街の気候には合っているようで、すごい勢いで成長するし、花もたくさん咲かせてくれます。
育てるラベンダーとしては間違っていないはず。枯れてしまったラベンダーはいくら待っても復活はしないので、生き残ったラベンダーを活用して、挿し木に挑戦してみようと思います。
挿し木チャレンジの記録については、成功しても失敗しても、またブログで紹介しますね!
※挿し木チャレンジしました。記録はこちら。