どっしり太めのヒマワリの茎は、いっけん丈夫に見えますが、飾り方を間違えるとグニャッと折れてしまいます。茎が折れると花まで水が届けられなくなってしまい、咲ききる前に傷んでかなしい結果に終わることに…
しかし、ちょっとした飾り方に気をつけるだけで、茎が折れてしまうのを予防することができるので、さいごまで花を楽しむために知っておきたいコツと、もし折れてしまったときの対処法を紹介しますね!
ヒマワリの茎が折れるのは水分が原因!
ヒマワリはとても腐りやすい茎を持っています。ヒマワリのシーズンといえば、蒸し暑い夏!飾り方を間違えると、茎がぐじゅぐじゅと腐って折れてしまうんです。
なので、切り花のヒマワリを飾るときには、できるだけ茎がスッキリしている状態で飾るように心がけましょう。具体的には、以下の点に気をつけます。
ヒマワリが折れないようにするには?
- ラッピングされている場合、なるべく早く包装紙と輪ゴムを外します。葉が重なっていたり、束ねてある部分が腐りやすいです。
- ヒマワリの葉は上の方に付いている1~2枚だけ残して、残りはすべて取ってしまいます。葉がたくさんついていると、花瓶の中が混み合ってしまい腐りやすくなります
- できるだけ口~胴体が大きい花瓶に、ゆとりを持って飾りましょう。細い花瓶に押し込むようにして飾ると、茎や葉が擦れて腐りやすいです。
- とくに葉物といっしょに飾る場合には、花瓶の中でくっつきあってしまわないよう、葉の種類や量に気をつけます。
- 花瓶に入れる水は少なめにして、水がなくなる前に交換するようにします。茎や葉は水に浸かっていると痛みやすく、腐る原因になってしまいます。
そのほか、ヒマワリを長持ちさせるコツについてはこちらのページも参考にどうぞ♪
ヒマワリの茎が折れてしまったら?
もしヒマワリの茎が折れてしまったら?
茎が茶色~黒っぽく変色して腐り、グニャッと折れてしまっている場合には、残念ながら茎をまっすぐに復活させることはできません。
そのままにしておくと花に水が届かずに枯れてしまうので、腐って折れたところより上の位置で思い切って短く切り、きれいな茎に戻して水に入れましょう。これで再び花に水が行き渡るようになります。
茎の上のほうで折れてしまった場合には、花のすぐ下で切って水に浮かべるとかわいいですよ!