カシワバゴムの育て方と成長記録!剪定、植え替え時期、土の種類など

観葉植物

カシワバゴムノキを自分用に購入しました。働いている花屋で扱っている植木で、人気があるのでいつも店に並んでいて育て方は知っているのですが、観葉植物を育てるのがあんまり得意ではなく、家に持って帰った鉢植えは枯らしてしまうことが多いので、育て方を改めておさらいし、四苦八苦しながら育てています。

失敗談も含めつつ、二代目カシワバゴムの成長記録を残していきたいと思います。

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カシワバゴムってどんな木?

深い緑色の大きくて厚みのある葉っぱが、細めの茎から伸びるカシワバゴム。名前の由来は、葉っぱが柏の葉っぱに似ているからだそう。漢字で書くと柏葉ゴムですね。言われてみれば柏餅をくるんでいる葉っぱに似ている気がします。

正式名はフィカス・リラータ。クワ科、フィカスの仲間で、熱帯アフリカの出身です。

日本ではおなじ仲間のウンベラータが人気ですが、オーストラリアではカシワバゴムが断然売れていきます。ウンベラータよりも丈夫で育てやすいので、植物を枯らしがちなわたしにも育てられるはず…

カシワバゴムの育て方

丈夫で育てやすいといっても、育て方のガイドラインを知っておくことは大切です。せっかく購入した新しい家族を枯らしてしまわないよう、抑えるところは抑えておきたいところです。

水やりの頻度

カシワバゴムを育てるときに、まっさきに注意されるのが「水をやりすぎないでね」という点です。購入したての観葉植物は何かと構いたくなって、ついつい頻繁に水をあげてしまいますが、ここはぐっと我慢して、水をあげる目安は夏場でも週に一回、冬場は10日から2週間に一回に抑えます。

…というやり方で育てていたのですが、一代目カシワバゴムをひと月と待たずに枯らしてしまいました。葉の裏が黒くなってしまったので、根腐れ、水のやりすぎが原因です。

土は確かに乾いていたので、これ以上水をやらないのはどうだろうか…と思っていたのですが、2日に一度葉の裏にしていた霧吹きでした。

霧吹きはするべき?しないべき?

ネットで調べてみると、「毎日葉水することで、葉からも水を吸わせると同時に、害虫予防にもなります」と書いてありますよね。なので頻繁にシュッシュしていたのですが、回数が多かったのか、頻度が多かったのか、連日根本に滴り落ちる水が原因で、根腐れを起こしてしまいました。夏場のことです。

なので、2代目カシワバゴムからは葉水はきっぱり辞めました。しかし、葉から水を吸わせると元気になる気はするのと、害虫予防はしたかったので、土が乾いたら外に出して、シャワーヘッド付きのホースで葉の裏に水を掛けるようにじゃぶじゃぶ水遣りをする方向にしたところ、元気に過ごしています。

葉水自体は有効な方法だと思うので、毎週重い鉢を外に出して水やりするのは骨が折れる…という場合には、量と頻度に気をつけてやるのが良いと思います。

置く場所

室内用の観葉植物のイメージが強いカシワバゴムですが、季節と場所さえ選べば、野外でもベランダでも室内でも元気に成長します。

重要なのは、強い直射日光の当たらない場所を選んで飾ること。朝の柔らかい日差しやレースのカーテン越しの光など、明るい場所が好きですくすく成長しますが、あまり強い直射日光を当て続けると葉焼けしてしまいます。

室内の暗い場所でもそれなりに生きていけます。水遣りをしているのに葉が柔らかくなって垂れ始め、元気がなくなってきたな?と思ったら、日向ぼっこのできる場所にしばらく飾って日光浴させましょう。

カシワバゴムが好きではない場所は?

避けたいのは暗くてじめじめしている、土カビが好む場所。土の表面が白いカビで覆われてしまう土カビですが、カシワバゴムの成長を妨げ、病気の原因にもなってしまうので、気をつけて観察したいです。

夏になったら

カシワバゴムは暑さに強い植物ですが、気温が高い日が続くと葉焼けを起こしやすくなってしまいます。夏場、とくに35度超える日には室内に移動し、直射日光が当たらないように気をつけましょう。

冬になったら

カシワバゴムの越冬温度は5度で、熱帯アフリカ出身なことを考えると、驚くほど寒さにも耐性があります。とはいえ、外に出しっぱなしにしておくと枯れてしまうこともあるので、成長が緩やかになる15度を下回り始めたら、室内に移動するほうが安心です。

日光浴が足りなかったり、気温が低くて寒い日が続くと落葉することがありますが、明るくて暖かい場所に移動して環境を改善すると、またすぐに新しい葉っぱをつけるので安心です。

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肥料は必要?

カシワバゴムは、とくに肥料は与えなくても環境が適していれば成長します。もし早く大きく成長させたいようでしたら、緩効性の化学肥料を毎月1回、もしくは油粕を10日に1回を目安にあげると成長を促進させることができます。観葉植物は大きいものを買うと金額が跳ね上がりますからね。

ただ、気温が下がってあまり成長しない時期に肥料をあげると、肥料焼けを起こしてしまうことがあるので、肥料をあげるのは5月から10月の温かい季節だけにします。

土の選び方

カシワバゴムを育てるときに失敗しやすいのが、水のやりすぎで根が腐ってしまう、という点です。根腐れしにくいようにするには、水捌けの良い土を使うのが好ましいです。自分でブレンドする場合には、小粒の赤玉土7に対して腐葉土3くらいの割合で混ぜるのが良いですが、市販の観葉植物用の土でも大丈夫です。

剪定はするべき?

カシワバゴムは放っておくとモサモサと葉っぱを付けます。葉の量が増えると、美容院に行っていないひとのように手入れされていない感じになってしまうので、見栄えを整えるために剪定しましょう。

また、葉が増えると風通しが悪くなってしまい、病害虫が発生しやすくなってしまうという問題も。せっかく成長したカシワバゴムが枯れてしまわないようにするためにも、剪定は必要です。

葉が重なり合って成長し、日光の当たらない葉っぱが目立ってきたら剪定します。真夏の暑い時期、成長の緩やかになる11月~3月、病害虫の付きやすい雨の日を避けて日を選びましょう。

樹液に気をつけましょう

カシワバゴムの木には樹液があり、新鮮な葉を折ったりすると乳白色の液体が出てくることがあります。大げさに心配する必要はありませんが、ちょくせつ皮膚に触れると、体質によっては皮膚炎や蕁麻疹などのアレルギー反応を起こしてしまう場合があるので、剪定する場合などには手袋をするほうが安心です。

衣類に付くと落ちにくい樹液でもあります。服に付かないように気をつけて、必要があればエプロンをするのが良いですね。

気をつけたい病害虫

置いている場所が風通しが悪かったり、暗くてじめじめしている場所の場合、カシワバゴムを食べてしまう病害虫が潜んでいます。野外で育てている場合にはとくに気をつける必要があります。カシワバゴムを狙っている虫は多いので、見つかってしまったら場所を移動するなどして対処しましょう。

農薬を使わない予防としては、室内の風通しの良い場所に置くこと、毎日葉っぱに葉水すること、が有効です。

アブラムシ

カシワバゴムに群衆して汁を吸い、成長を阻害するアブラムシは、観葉植物の天敵です。それだけでなくウイルス病を媒介するので、放置して枯れてしまうまえに、見つけたら早めの対処が必要です。

数が少ない場合には手で取ってしまうのが確実で早いですが、多くなってくると小さいアブラムシの駆除は大変!そういう場合には、医療用テープなど粘着力の弱いテープでペタペタすると一気に取ることができます。粘着力が強いと葉を痛めてしまうので、引っ越し用のガムテープ等は避けましょう。

ハダニ

1ミリ以下の小さなハダニは、数が少ないと目で見つけるのは至難の業!葉の裏に住み着いて汁を吸うので、葉の表面が色が抜けたように白くなっているのを見つけたら、ハダニが付いている可能性大です。

水を掛けると留まっていられずに流れていくので、浴室に持ち込んでシャワーを掛けて洗い流すか、アブラムシと同じく粘着力の弱いテープでペタペタ取るのがおすすめです。

カイガラムシ

白い綿毛のような貝殻のようなもので覆われているカイガラムシは、枝でも葉でも茎でも所構わずくっついてカシワバゴムの汁を吸います。放っておくと、葉や茎が黒いすすで覆われたようになってしまうすす病になってしったり、枯れてしまったりするので、見つけたら歯ブラシなどでこすり落としましょう。

カシワバゴムの成長記録

ここからは、わたしの購入したカシワバゴムの成長記録を紹介していきます!オーストラリアの南クイーンズランドで育てているので、環境は日本とは異なりますが、なにかの参考になれば嬉しいです。

まだ書き始めたばかりです。ながく続けられるように、元気に育ってくれるといいな。

植物で溢れる家を目指して、ほかにもいろいろ育てています。その他の植物について紹介しているこちらのページもぜひ♪

一代目カシワバゴム

はじめてのカシワバゴムです。嬉しかったあまり手を掛けすぎ、ひと月を待たずに根腐れし始め、復活させることができませんでした。こちらは失敗の記録です。

2019年

12月初旬に購入しました。オーストラリアは南半球にあるので、12月といえば夏真っ只中です。サンタがサングラスをしてサーフィンやってるあれです。引っ越したばかりでクリスマスツリーがなかったので、カシワバゴムにサンタ帽子をかぶせて、ツリー飾りのキラキラしたヒモみたいなやつを巻きつけたのですが、重くてあまり好きではなかったらしく、帽子をかぶせた上のほうの葉が黄ばんできたので2日ほどで脱がせました。

弱っていた上のほうの葉っぱも、帽子を取ったらすぐに元気に元通り!よ、よかった…。小さな葉っぱも含めて、21枚の葉が生えてます。

2019年12月下旬

3週間を待たずに葉に黒い斑点が見られるようになりました。ちょくちょく観察していたのですが、葉の裏側にいたっては5枚くらい黒々としてしまっています。ひえ~~~!

これは根腐れしてしまっている気がします。この3週間弱のあいだ、水をあげたのはたっぷり2回だけだったんですが、蒸し暑いところに住んでいるので蒸れてしまったんでしょうか…。このままではいけないと思い、植えたばかりですが植え替えをしました。

根は腐っているようには見えませんでしたが、水やりから4日は経っているというのに、土はかなり湿っていました。前回は観葉植物用の土に植えるだけでしたが、今回は底に石を入れて水捌けが良くなるようにしました。

念のため下の方の根を切り落とし、これくらいの大きさに。鉢に植え直して、黒くなってしまっている葉を取って様子を見ます。

2020年2月

根腐れを改善する方法を調べて手を尽くした一代目カシワバゴムですが、手遅れだったようで、徐々に葉を落としていき、最後には上の葉が2、3枚残るだけになりました。夏の成長期だというのに、新しい葉をつける気配もなかったので、3月に入る前に手放しました。至らない手入れごめんよ。

二代目カシワバゴム

一代目は枯らしてしまいましたが、諦められなかったので二代目を購入しました。 3月中旬、自分用の誕生日プレゼントです。

2020年3月中旬

写真を取り忘れていたらしく、母にラインで送った写真しか見つかりませんでした。今度のカシワバゴムは長めの茎が2本、短い茎が2本生えています。かわいい。

2020年6月

間が空いてしまいました。3ヶ月ほど、かなり水遣りの頻度に気をつけてお世話をし、とくに成長はしませんでしたが、快適そうに暑い時期を乗り越えました。一番上についている小さな葉っぱが、立派な大きなサイズになったくらいの成長です。

ホッと一息ついたのもつかの間、気温が下がってそれまで以上に水がいらなくなったからか(オーストラリアは6月から8月にかけてが冬)その日も週に1度程度の、鉢の下から水があふれるくらいの水遣り+シャワーホースでの葉水をしたところ、いや~な予感のする黒ずみが葉の裏に見えるようになりました。

水遣りの回数を夏以上に減らして様子を見ます。

8月18日

かなり暖かくなってきて、冬(たいして寒くないのですが)を乗り越えました~!途中、おそらく水不足が原因で茶色く変色した葉を2枚ほど落としたのですが、残った葉っぱはどれもツヤツヤで健康そうです。

水遣りはだいたい2週間に1度、外に出してたっぷり遣り、ときどき葉の裏面に霧吹きしています。

9月7日

9月になり、暦の上では春になり、気温的には初夏、という感じになってきた今日この頃、なんと、一番小さな茎の先から新しい葉が生えてきました~!!!

じわじわ傷んだ葉を落としていくなか、健康な葉は大きくなっている気がするものの、新しい葉が生えてくるのは初めてのことなのでかなりうれしいです。

水やりは相変わらず2週間に一度、液体肥料をいっしょにたっぷりあげるだけで我慢しています。葉水は思い出したころにやったりやらなかったりですが、とても元気そうです。

9月18日

小さかった葉っぱも目をみはる速さで大きくなり、立派な葉っぱになりました。先端をよく見ると、さらにもう一枚葉が出てきている気がします。暖かい季節の成長すごい~!

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