扱いが雑ざったせいか、ポトスが葉焼けしてしまいました。観葉植物初心者でも簡単!が謳い文句で丈夫なポトスですが、枯らすまではいかないにしても、こんもりボリュームがあってツヤツヤとした葉っぱを保つのはなかなか難しいものです。
園芸店で売っているような、理想的なみためのポトスに育てるには、葉焼けはどうやって対処したらいいのでしょうか?
ポトスが葉焼けしたら切るべき?
ほかの植物もそうですが、葉焼けして茶色~黒く変色してしまったポトスの葉っぱは、どんなに手を尽くしても元通りには復活しません。ちょっとうっかりしただけで取り返しがつかなくなってしまうなんて、植物を育てるのはむずかしいものです。
葉焼けした葉はそのままにしておいても、そのうち自然に茎(蔓?)から落ちます。なのでそのまま放っておいても大丈夫ですが、自然に取れるのが3日後なのか1週間後なのか一ヶ月なのか、それとももっと掛かるのかは分からないので、見た目が気になるようでしたら、早めに切ってしまいましょう。
慣れないとハサミを入れるのは緊張するものですが、これから成長していくことを考えても、健康な見た目を保つためには切ってしまうほうが安心です。
これが葉焼けさせてしまった我が家のポトス。水挿しで増やしたものを土に植えたばかりで、まだまだ小さいです。切る前の写真を取り忘れていますが、残したい葉ギリギリのところでハサミを入れると、見た目がきれいに保てます。
右側の葉焼けしている葉は、そのうち自然に取れそうだったのと、成長してもこの先に伸びることはなさそうだったので、そのままにしてあります。
ポトスが日焼けする原因
いったん葉焼けしてしまうと元通りにならないので、きれいに育てているポトスを守るために、なぜ葉焼けしてしまうのか?葉焼けを防ぐには?を知っておくことはとても大切。
ポトスが日焼けしてしまう原因はふたつあり、
- 強い直射日光に当てすぎている
- 水が足りていない
がそれなのですが、ポトスはそこまで水やりの頻度にうるさい植物ではないので、ほとんどの場合は「直射日光を浴びすぎている」ことで葉が傷んでしまっています。
わたしの場合、べつの鉢で育てているポトスが日光不足でヒョロヒョロしてしまっているので、このポトスは根本から葉っぱが大きくてボリュームが出るといいな~~と欲張り、野外の日の当たる場所に置きっぱなしにしたことが原因です。
ポトスの葉が小さくヒョロヒョロに育っていることを嘆いている+対策ページはこちら。
ポトスは明るいけど直射日光の当たらない場所で育てるのが一番ですが、やや暗い場所に置いてもそれなりに元気にしてくれるので、場所に迷ったら暗いほうに置いたほうが、葉焼けから守ることができます。
ポトスの水やりについて
日当たりばかり気にして、土がカラカラになり水不足で葉焼けしてしまっては目が当てられません。ポトスの水やりは、土が乾いている状態が続かないように、かつ常に湿っていて根腐れしてしまわないように、が鉄則です。
表面の土に触ってみて、完全に乾いているようでしたら、鉢底の穴から出てくるまでたっぷりと水やりをし、水が出切ったら受け皿に残った水を捨てればOKです。土の種類、育てている場所、鉢の大きさにもよりますが、わたしは年間を通して週に一回を目安にしています。