切り花の日当たりが悪いと日持ちしない?日光と暗い場所について

切り花を長持ちさせるコツ
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切り花が思ったように長持ちしないと、なにが悪いのかな~?と考えてしまいますよね。もしかしたら日当たりが悪くて、思ったように成長できないのかも?と疑問に思う方もいらっしゃるようですが、切り花は暗い場所に飾るとよくないのでしょうか?

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切り花は日当たりの良い場所に置くべき?

切り花も植物なので「ちゃんと日に当てないと良くないだろうな~」と考えるのは自然な流れでもありますが、根から切り離されて本調子ではない切り花は繊細で、強い日光に当てると逆に弱ってしまいます。

なので、より切り花を長持ちさせたいときには、日の当たらない場所に飾るのが正解なんです!くわしい花を飾るのに適している場所については、こちらのページもご確認ください♪

さて、ではなぜ切り花を日に当てると良くないのかというと、具体的には以下の3点が問題となっています。

直射日光は切り花を傷めてしまいます

根がなくなって、人間で言うなら病人のような状態の切り花は、そもそも日光に耐えられません。あまり日差しが強いと葉や花を焼いてしまい、すぐにクタッとした姿に

花屋で働いていたときに、母の日やバレンタインデーなどの繁盛期には店の外に販売ブースを作ることが多かったのですが、夏でも冬でもテントを張り、日の当たらない場所に花束を設置するのは必須でした。

時間が経つと日陰も移動するので、そのたびに移動するのがいちばん大切な職務だったともいえますね。

日差しによって花瓶が温まってしまいます

花を傷めるほどの強い日差しでなくても、花瓶に日が当たっていると水温が上がってバクテリアが繁殖しやすくなってしまいます。

細い花瓶にたくさんの花を押し込んで飾っている場合には、茎のあいだが蒸れて腐る原因にもなり、腐ってしまうと花の寿命もグンと縮んでしまうので注意が必要です。

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湿度が高いとさらに枯れやすいです

もともとジメジメしている場所や季節に、さらに日差しが加わると、ムワッとするような湿度になることがありますよね。

切り花は強い直射日光と同じくらい湿度が苦手で、花によっては環境に耐えられずに咲く前に枯れてしまったり、一気に咲いてすぐに枯れてしまったりします。

暗い場所に飾るのは、じつは問題ないんです!

植物を暗い場所に飾ると花が開かないかもしれないな~と思うかもしれませんが、切り花の場合は、暗い分にはじつは問題ないんです!

すでに十分な大きさのつぼみになってから出荷されているので、余計な負担を掛けないようにさえすれば、あっさり花を咲かせてくれます

1日中完全な暗闇ではどうかわかりませんが、人間が生活できる程度の明かりのある部屋でしたら、心配する必要はありませんよ!

窓際に飾りたい場合には

とはいえ、花瓶を飾りたい場所が、必ずしも花にとって最適な場所であるとは限りませんよね。切り花を長持ちさせたい~~!と思って、一度も見ないような場所に置くのでは本末転倒です。

どうしても日の当たってしまう窓際に飾りたい場合には、直射日光を防ぐためにカーテンを引いて和らげましょう。

その他、花屋さんで実践していた切り花を長持ちさせるテクニックについてはこちらで紹介しているので、ぜひご確認ください♪

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