切り花を飾る場所はどこがいい?温度、日陰、外など注意点いろいろ

切り花を長持ちさせるコツ
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切り花は、よく目に付く場所、飾りたい場所に飾るのが一番です!とはいえ、より長く楽しむためには、花にとって快適で、傷めにくい場所に置いたほうがいいのも確か。あんまりすぐに枯れてしまっては悲しいですからね。

このページでは、長持ちさせたいときに飾りたい場所や、避けたほうがいい場所について紹介します。

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切り花を飾るのに適しているのはどんな場所?

切り花にとってストレスがなく快適に過ごせる場所は、実はわたしたち人間と似通っていて、暑くも寒くもなく、風通しがよくて、直射日光は当たらない明るい場所に飾るのが理想的です。

切り花が好きな温度

切り花は種類によって適温が異なりますが、概ねどの花にも適しているのがだいたい15度くらいで、熱帯の花だと~20度という感じです。

とはいえ、南国の花を真冬の寒い廊下に飾ったり、寒い時期の花を真夏の蒸し暑い部屋に飾ったりしなければ、自宅で楽しむ切り花の温度管理はそこまで気を配る必要はありません。

季節の花を購入して、すっきり涼しい場所に飾ると良い~くらいの心持ちでいましょう。

日陰でも大丈夫です!

お花は光合成をするのに日光が大好き!な印象がありますが、切り花にとってはむしろ逆で、明るい日陰がちょうどいい置き場所です。

あんまり1日中まっくら闇だと、つぼみの小さい花だと咲かずに枯れてしまう可能性もありますが、茎ごとのメインのつぼみは基本的には充分に成長してから切り花にしているものなので、薄暗い場所でもちゃんと開花しますよ!

切り花を飾るのを避けたいのは?

花が早く枯れてしまうのを防ぐためには、切り花が成長しやすい/痛みやすい場所を避けて飾ることです。とくに花持ちが悪い夏は、場所を間違えると翌日にはぐったりしている!なんてことになってしまうので、気をつけて場所選びをしましょう。

直射日光の当たる場所

切り花を飾るのに絶対に避けたいのは、直射日光がさんさんと注ぐ場所です!どうしてもその場所に飾りたい場合には、レースのカーテンを閉める、背の高い置物を置いて日陰にする、などの工夫をしたいくらい、陽に当たりすぎると葉も花も痛む原因になってしまいます。とくに夏場は厳禁!です!

もし日が当たる場所においた場合、花瓶の水が温まってバクテリアが繁殖しやすいので、水換えも毎日行いたいですね。

高温多湿

日が当たらなくても、暑い場所に飾っている花はぐんぐん成長して、あっという間に見頃を終え枯れてしまいます。夏に切り花が長持ちしないのはテカテカに暑い気温のせいですね。

切り花の王道、バラは暑さに弱いので、暑くて湿度の高い室内に閉じ込めておくと、咲き切る前にぐったりしてしまいますし、冬には3週間以上飾れることもあるユリも、勢いよく成長して1週間経たずに散ってしまいます。

エアコンの風が当たる場所

エアコンや扇風機の風にずっと当たっていると、喉が渇いてきますよね。根本の切り口から、花全体に水が行き渡るようにがんばって水分補給をしている切り花ですが、風が葉に当たってしまうと、吸い上げる以上の水分が蒸発してしまい、水不足で弱ってしまいます

暑さを和らげるためにエアコンの効いている部屋に置くのは有効ですが、直接風を当てるのは避けましょう。

置く場所別!切り花の飾り方アイデアと注意点

花にとって快適な場所、避けたい環境が分かったところで、具体的に家のどこに飾るのがいいのか見ていきましょう。飾り方のコツも合わせて紹介しますよ!

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玄関

風通しが良くて、日が当たらないことの多い玄関は、多くの家の中でもとくに切り花を飾るのにぴったりな場所です。お客さんの多い家庭の場合、人の目に付きやすいので飾り甲斐がありますね!

とくに靴箱のうえは花瓶を置くのにちょうどいい場所ですが、靴箱は背が高すぎ、ほかに置く場所がない場合には、フラワースタンドを活用してみてください。

リビング

みんなが集まるリビングは、切り花を飾って最大限に楽しめる無駄のない場所です。空いているスペースに大きなアレンジメントを飾ってもよし、テレビ周りやコーヒーテーブルに、一輪挿しでさり気なく飾るのも洒落ています。

エアコン、暖房を効かせている場合には、風が当たらないように気をつけましょうね!

ダイニング

食事をしながら花を眺めやすいダイニングには、食事の邪魔にならないように、香りのない、背の高すぎない花を飾るのが適しています

我が家の場合、キッチン、ダイニング、リビングのあいだに壁がないので、飾りやすくていちばん目に留まるダイニングテーブルは花を飾るのに便利な場所です。

キッチン

清潔感の大切なキッチンには、花粉、花びら、葉の落ちない花を飾りましょう。大きい花瓶だと場所を取るので、小さなアレンジを窓際や作業スペースに取り入れるくらいがおしゃれですね。一輪挿しも素敵です。

トイレ

殺風景になりがちなトイレに植物を取り入れるのが個人的に好きなのですが、置く場所がないのが難点なんですよね。小さな花瓶にカラフルな花を飾るか、思い切って天井から吊るしてみるのもおしゃれです。

野外

切り花は、気温が変わりやすく花を痛めやすい屋外に飾るのは向いていません。どうしても外に置きたい場合には、なるべく丈夫な花を選び、日光や雨風の当たらない場所に飾り、夜には室内に片付けると日持ちさせやすいです。

いちばん楽しめる場所に飾りましょう!

切り花を置くのに向いている場所や飾り方を紹介しましたが、自分用に購入した花なら、痛めやすい場所だけ避けて、自分が一番過ごす場所に飾り、たくさん眺めながら生活するのが一番です!

せっかくの切り花なので、ときどき手入れをしながらなが~~~く楽しんでくださいね。わたしが花屋さんでやっていた、切り花の手入れの仕方についてはこちらもどうぞ♪

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