3ヶ月前に購入したフレボディウム・アウレウムの植え替えを行うことにしました。このページでは、植え替えにちょっとしたコツがあるフレボディウム・アウレウムの植え替え方を、写真付きで紹介します。
フレボディウム・アウレウムを植え替えました
5月に購入したときに、とても小さい鉢に入っていたフレボディウム・アウレウム。かわいい鉢に入っていたので、しばらくそのまま鑑賞していたのですが、最近になって根が下からはみ出すようになってきました。
これから夏に向かうオーストラリア。暖かくなり成長の兆しも見られるようになったので、少し大きな鉢に植え替えることにしました。
これまでの育成記録についてはこちら♪
いつ植え替えるべき?
フレボディウム・アウレウムは寒さに弱いので、冬になり、寒くなる前に、新しい鉢と土に慣れさせておきたいです。近年のオーブンの中のような猛暑日もストレスになるので、理想的には春、暖かくなった頃から本格的に熱くなる前までに植え替えたいですね。
植え替えが必要なサイン
あまりごちゃごちゃと根が成長してしまうと、息苦しくなって枯れてしまうので、なにもなくても2~3年に一度は植え替えを行うようにします。
それ以外には、元気に成長するので明らかに鉢が小さくなっている場合や、鉢の下から根が出てきた場合、十分水やりをしているのに葉の先が茶色く変色してしまうのも、鉢のなかで根が渋滞している可能性があります。
鉢の選び方
何より重要なのは、水はけの良い、底に穴の空いた鉢を使うことです。間違っても鉢カバーに直接植えないように注意してください!水の出口のない容器に植えてしまうと、かなり高確率で根腐れて枯れてしまいます。
今回は、この四角い鉢に植え替えることにしました。理想的にはもう少し幅のあるものが良かったのですが、使いたい鉢カバーに収まる鉢がこれしかなかったので妥協します。
現在入っている鉢よりもだいぶ深さがあるので大丈夫でしょう。
鉢底石を使いましょう
確実に水捌けを良くするために、まずは鉢底石を入れます。入れすぎて根を伸ばすスペースが無くなってしまっては元も子もないので、鉢の大きさと相談して少量で大丈夫です。
どんな土を使う?
フレボディウム・アウレウムは、自然界では大きな木、とくにヤシに根を張って成長する植物です。着生植物というやつですね。つまり、蘭と同じなので、市販の蘭用の培養土をそのまま使えばOKです。
土に植えるよりもテクニックが必要ですが、やろうと思えば木や石に植え付けることもできちゃいます。
準備ができたら植え替えましょう
元の鉢の周りを全体的に軽く押しておくと、スポッと抜き取りやすくなります。
もっと根がひどいことになってるかな~と思ったのですが、そうでもなかったようです。根が傷んでいる場合はこの時点で傷んでいる根を取り除きますが、今回はそのまま新しい鉢に植え替えます。
毛状突起に土を被せないで!
フレボディウム・アウレウムの植え替えをするときに気をつけたいのは、根本にあるフワフワした毛の生えているような部分、毛状突起を埋めてしまわないことです!
毛状突起には空気中の水分を集める役割と、新芽を成長させる役割があり、埋めてしまうと最悪の場合には枯れてしまいます。
かわいい見た目ではないので埋めてしまいたくなりますが、埋めないでね。
植え替えが完了しました~!手でギュッギュッと押し込んだだけでは、どうしても土の中に空気が入ってしまっているので、たっぷりと水やりをして空気を重力で押し出します。
1日日の当たらない野外に出しておき、翌日にはいつもの浴室に戻しました。
鉢植えカバーが大きくなって、吊るしたときの安定感もアップしました!