ドライフラワー吊るすだけのやり方/スターチス、ユーカリ、ラベンダーで作ってみました♪

ドライフラワー
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切り花をより長く楽しみたいときに作りたいドライフラワー。作り方はいろいろありますが、やっぱり王道のハンギング法が簡単で、乾燥させているときも楽しいですよね。このページでは、吊るして作るドライフラワーのやり方を紹介します。

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きれいなドライフラワーを作るコツ

長く飾っておけるドライフラワーをせっかく作るのですから、きれいなドライフラワーにしたいですよね。花を乾燥させればドライフラワーになるので、作るのはとても簡単ですが、見栄えのするドライフラワーを作るには実はコツがあるんです!

新鮮な花を使いましょう

ドライフラワーは、逆さに吊るし始めたときの状態で乾燥します。ドライフラワー=枯れている花だと考え「しばらく花瓶で楽しんでから、枯れそうになったら吊るしてドライフラワーにしよ~」と思いがちですが、そうすると枯れた見た目のドライフラワーになってしまいます。あんまり魅力的ではないですよね。

なので、ドライフラワーといえども、作るときにはいちばん見頃の花を乾燥させましょう。頭が垂れていたり、茎がふにゃふにゃだったりして元気がない場合には、浸水させたり湯あげしたりして、しっかり水を吸わせてから乾燥させるのがおすすめです。

花の水あげ方法はこちらで紹介しています♪

一気に乾燥させましょう

ドライフラワーはなるべく早く完全に乾燥させたほうが、より鮮やかで生花に近い状態を維持できます。のんび~り乾燥させると、ドライフラワー!というよりは水不足で枯れた花、という感じになってしまい、見栄えのしない感じになってしまいます。

一気に乾燥させるためには、湿度を避けた涼しい場所に吊るします。ドライヤーの冷風やエアコンの風を、花を揺らさない程度に当てるのもおすすめです。

適した場所に吊るしましょう

ドライフラワーを吊るすのに合っているのは、乾燥させやすく、花を傷めない場所です。具体的には、以下の点を意識してみましょう。

風通しのいい場所

ガレッジ、廊下、玄関など、風通しが良くて湿気のない場所を選びましょう。逆に避けたいのは、浴室や洗面所などの湿度の上がる場所や、調理するときに湯気の上がるキッチンですね。

直射日光の当たらない場所

日が当たると乾燥しているあいだに色褪せしてしまうので、カラフルな色味を保つために、直射日光を避けて飾りましょう。花を成長させる必要はないので、暗い場所に吊るしても大丈夫です。

動きのない安全な場所

あんまり風が強かったり、開閉が頻繁なドアが近かったり、家族の出入りが頻繁でぶつかってしまう場所に吊るすと、ドライフラワーになる前に傷んでしまいます。切り花は繊細なので、そうしているあいだに花びらがなくなってしまった!なんてことも。

インテリアとして見える場所に飾りたい場合には、ぶつかる心配のない高さや場所を選びましょう。

ドライフラワーにできる花の種類

基本的にはどんな花でもドライフラワーにすることができるのですが、乾燥させやすかったり、ドライになったときに見た目が良かったりで、ドライフラワーに向いている花、向いていない花、というのはあります。

「この花はどんなドライフラワーになるかな~」と試してみるのも楽しいですが、作りやすくて見栄えのいいドライフラワーを作りたい!という場合には、ドライフラワーにしやすい花を選ぶと成功しやすいですよ!

ドライフラワーに向いている花

もともと水分が少ないので乾燥しやすく、茎の丈夫な花はドライフラワーに向いています。スターチス、ユーカリ、エリンジウム、ヘリクリサム、ミモザ、バラ、アジサイあたりは、とても人気がありますね。

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ドライフラワーに向いていない花

逆に向いていないのは、茎の水分が多い花です。チューリップ、ユリ、キク、パンジー、コスモスなどは、なかなかきれいにドライフラワーになりません。

簡単に作れる♪ハンギング法のやり方

それでは実際に、花を吊るしてドライフラワーを作ってみましょう!今回ドライフラワーにするのは、こちらのスターチス、ラベンダー、ユーカリです。どれもドライフラワー向きの乾燥した切り花です。

必要なものを準備します

ハンギング法でのドライフラワー作成は、必要な道具が少ないのがいいところですね。こういう麻ひもで束ねることが多いですが、輪ゴムで束ねても~、おしゃれなリボンを使っても~、吊るすのにハンガーを使っても~、洗濯干しを使っても~問題ありません。

切り花を束ねます

あまりたくさんの量を一纏めにすると乾燥するのに時間がかかるので、小さな束を作ってまとめて行きます。ひとつの紐を使って複数の束を縛る場合、中心から縛り始めるとバランスが取りやすいです。

切り花が乾燥し始めると茎の水分が抜けて細くなるので、キツめに縛らないと、途中で抜けてしまいます。バラやアジサイなどツルツルした花は、輪ゴムでしっかり縛ったほうが安心ですね。

準備ができたら吊るしましょう

涼しくて日の当たらない場所に吊るしたら、あとは乾燥するのを待つだけです♪廊下の壁がガランとして寂しかったので、そこに飾っておくことにしました。

壁に丁度いい突起がなかったので、後を残さずに剥がせるフックを取り付けました。

さっそく乾燥し始めました

4日目のようすです。ユーカリとラベンダーは全体に乾燥し始めたことが見てわかります。スターチスは見た目があまり変わりません。

スターチスも色が変わり始めました

8日目のようすです。なかなか変化の見られなかったスターチスですが、茎の色が茶色っぽくなり始め、アンティークな雰囲気になってきました。

ユーカリとラベンダーは見た目の変化はそれほど感じませんが、触るとカサカサで乾燥していることが分かります。

ほぼ乾燥しました

13日目のようすです。全体的にカラカラになり、触ってみると神みたいになっていることがわかります。

ユーカリとスターチスは完成で良さそうです!

ラベンダーも花瓶などに飾るのなら完成でも良さそうですが、冬にお風呂に入れて使うのに、ビニールに入れて保存しようと思っているので、念の為もうすこし乾燥させます。

完成です!

17日目のようすです。吊るしている状態もインテリアとして優秀だったので放置してしまいましたが、もっと早めに完成にしても大丈夫でした。

なぜ逆さまに吊るすの?

ドライフラワーは吊るしているときの形のまま乾燥します。花を上向きにして花瓶に飾っている場合、重力で茎や花がダランとしてきてしまうので、その形で固まってしまわないように逆さにしておくんです。

なので、逆さにしたときに花が障害物に当たって曲がっている場合、曲がった形のドライフラワーになってしまいます。

これは紐を吊るしやすかったので棚で乾燥させたラベンダーです。花が棚にぶつかって曲がっていますが…

取り外してもそのままの形がついています!狙って形を作るのならいいのですが、飾るにはちょっと残念な仕上がりですね。

ドライフラワーの捨て時は?

長く飾っておけるのが魅力のドライフラワーですが、永久に飾れるわけではなく、飾っている場所や管理の状態によって、半年~1年が寿命の目安です。

捨て時の見分け方や、長く楽しむ方法についてはこちらも参考にどうぞ!

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