花が元気になる方法まとめ/しおれた切り花をシャキッ!とさせるには

切り花を長持ちさせるコツ
当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

家に持ち帰ったばかりの花束や、買ったばかりで枯れるにはいくら何でも早すぎる切り花が、なぜかしおれて元気がなくて、もう枯れちゃったのかな?とガッカリしてしまった、という経験はありませんか?

もしかしたらその切り花、ちょっと元気がないだけで、簡単にシャキッ!とさせることができるかもしれません!このページでは、花屋さんが教えるしおれた花が元気になる方法を紹介します。

Ad:

切り花が元気がないのはなぜ?

花が枯れているわけではないのに元気がないのは、ほとんどの場合水が下がってしまっていて、全体に水が行き渡っていないのが原因です。

持ち帰ったばかりの花束が元気がないのは、持ち歩いているあいだに水不足になっている可能性が高いので、花瓶の水に入れれば高確率で元気にすることができます。切り花は長時間水に入っていないと、茎の根元の断面が乾燥して水を吸い上げにくくなってるので、花瓶に入れる前に少しだけ切るようにしましょう。

そのほか、持ち帰った花束の詳しい処理の仕方については、こちらのページで詳しくまとめています。

水が足りていなとこんな症状が出ます!

水が下がってしまっている花は、茎が柔らかくなってしまい、花の重さに耐えられずに頭が下がってしまっていたり、葉っぱが重力で下を向いてしまったりします。

これらの症状はちゃんと水分を与えることで改善しますが、葉や花の色が黄色~茶色に変色してしまっている場合には、枯れ始めている状態なので、水の吸い上げを良くしても改善しません。

花が元気になる方法

さて、水の下がってしまっている切り花を元気にする方法ですが、作業の手軽さや花の種類によっていくつかあります。元気にしたい花の種類や、飾り方に合わせて試してみてください。

Ad:

茎を短くしましょう

一番簡単で、どの花にも効果があるのが茎を短くする方法です。この方法の良いところは3つあって、ひとつはとにかく簡単で手間がかからないことです。

切り花が水をうまく吸い上げられない原因は、茎の中の管に空気や異物が入ってしまい、水が吸えない状態になっていることですが、茎を短くすることで、高確率でこの詰まりの部分を切り落とせるのが二つ目。

3つ目は、茎は短ければ短いほうが確実に花全体に水が行き渡るので、切った後に花が長持ちしやすい点です。

切る長さは短ければ短いほど確実に効果がありますが、飾りたい場所や花瓶のことを考えると、なかなかザクザク切れないのが難点です。背の高いまま飾りたい場合には、まずは他の方法を試してみてください。

湯上げをしましょう

できれば茎が長いまま飾りたい場合には、湯上げをしてみてください。湯上げをすると、茎の中に入ってしまっている気泡を押し出して、水の吸い上げの妨げになっている状態を改善することができます。

湯上げでは熱湯を使いますが、湯気が花に当たってしまうと花が傷んでしまうので、まずは茎の根本を10~20センチほど出した状態で、新聞紙などで茎と花を包んで湯気が当たらないようにします。

熱湯は80度以上の温度で準備します。十分に熱した熱湯に、花の切り口から2センチくらいを漬けて30秒ほど、空気が押し出されてブクブクと出てくるのを待ちます。これで湯上げは完了。あとは新聞紙を巻いたままの花を、10~15センチくらいの冷たい水に入れ、1時間ほど漬けてから花瓶に戻しましょう。

多くの花に活用できる方法ですが、スイセンやチューリップなどの球根植物、ガーベラなどの茎が太くて水分の多い花には向いていません。これらの花は水揚げを試してみてください。

水揚げをしましょう

湯上げが向いていない花の場合には、もっとシンプルな水揚げを試してみてください。

まず、花や葉を痛めない程度にきっちりと花の周りに新聞紙を巻きつけ、テープで固定します。たくさんの花がある場合でも、一本一本別々に行ってください。ヘニャヘニャになってしまった茎を新聞紙でサポートするイメージです。

茎の断面を水に浸けて水中で斜めに切る水切りを行って、水の吸い上げを良くしたあとで、茎の3分の2以上が浸かる量の水に4時間くらい浸けておきます。これで水揚げの完了です。

まるごと水に浸けてみましょう

簡単で効果的だけれど、花の種類を選ぶのがこの方法です。荒治療なので、多少花が痛み、弱っている花びらを落としやすい、という欠点もあります。

やることは単純で、元気のない切り花を逆さに持ち、水を張ったバケツに頭から10秒くらい浸け込みます。

わたしがこれをやるのは、ヒマワリかアジサイか葉物で、かなり元気がなくなっているときに、茎を短く切る方法と合わせてやっています。茎の根元が腐りはじめてフニャフニャになってしまったヒマワリも、びっくりするくらい元気になりますよ!

まとめ

花が元気のない原因は、水が行き渡っていないことが原因であることがほとんどなので、原因を取り除いて、全体に水が行き渡るようにしましょう。やり方はいろいろあるので、花の種類と飾り方に合わせて、やりやすいものを試してみてください。

元気になった花は、以下の方法も試してぜひ長く楽しみましょう♪

Ad:
タイトルとURLをコピーしました