ヒヤシンスの切り花は日持ちする?長持ちさせる方法/水揚げ、倒れるときの対処法など

切り花を長持ちさせるコツ
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小学生の時に、ヒヤシンスの球根を水に入れて栽培したことがある人は多いのではないでしょうか?

育てたこととがあるからか、何となく身近で親しい印象のヒヤシンス。切り花を見かけると買ってみたくなりますが、どれくらい日持ちするものなんでしょう。長く楽しむためのコツと合わせて紹介します。

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ヒヤシンスはどれくらい日持ちするの?

ヒヤシンスは切り花にしてもいい感じに日持ちしてくれる花です。春の花ですが、花屋さんでは12月ころから出回り始めて、3月くらいまで見かけます。

具体的な日数は、季節や飾っている部屋の温度によって変わってきますが、あたたかい春や暖房を入れた部屋なら10日から2週間くらい、冬に玄関やトイレなど寒い場所に飾っている場合には3週間くらい持ったりします。

なが~~~く楽しむためには、まだつぼみのヒヤシンスを購入しましょう。キュッと閉じたつぼみは、ちゃんと咲くのか心配になりますが、たとえ冬でもしっかりと開花するので安心してください。

ヒヤシンスの切り花を長持ちさせるには

ヒヤシンスを長く楽しむにはコツがあります。注意したいのは、ほかの切り花を長持ちさせる方法とは、同じところと違うところがあること。良かれと思ってやったことが逆効果にならないように、改めて確認してみましょう。

ヒヤシンスの茎は切らないで!

ヒヤシンスの茎の根元についているボコッとした部分は、じつは球根。球根には栄養分がまだ残っているので、買ったヒヤシンスを持ち帰ったら、切らずにそのまま花瓶に飾りましょう。葉も球根から生えているので、切ってしまうとバラバラになってしまいます。

切り花は水上げがよくなるように、斜めに角度をつけて茎を切り戻すことが推奨されていますが、ヒヤシンスの場合はできるだけ長く切らずに飾り、茎が伸びたときに花瓶とバランスを取りたくなったときにだけ切ります。

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花瓶の水は少なめに

ヒヤシンスの茎は水に浸かっているとぬめりやすく、さらに放置すると腐りやすく、そうすると花瓶の水が汚れる原因になってしまいます。水換えを怠るといや~~な臭いがするように…。なので、茎が水に触れる部分が最低限になるよう、水を入れすぎないようにしましょう。

ただ、ヒヤシンスは水をぐんぐん吸い上げる切り花なので、あんまり量を減らすとあっという間に水不足になってしまいます。花瓶に3センチほどの水を入れてみて、ようすを見ながら量を調節するのが理想的です。

背の高めの花瓶に飾りましょう

ヒヤシンスは茎に柔軟性がなく、花が成長するとその重さに耐えられなくなり、ポキっと折れてしまいます。なので、茎をサポートできるように、完全に茎が入る高さの花瓶に飾りましょう。

新鮮なヒヤシンスを、ガッチリ茎が隠れてる花瓶に飾ったからこれで大丈夫!と気を抜いてはいけません!ヒヤシンスは花瓶に飾ってからも成長するので、うっかりしていると、あっという間に花瓶から茎がはみ出しています。その成長の速さは、めったに会わない親戚の子どものようです。

ヒヤシンスが伸びてきたら、もっと背の高い花瓶に飾り直すか、茎を花瓶に合わせて切って、引き続き折れないように花瓶でサポートしましょう。

涼しい場所に飾りましょう

ヒヤシンスは暖かいとどんどん水を吸って成長します。つぼみが小さくて早く花を咲かせたい!という場合には良いですが、長く飾っておきたい場合には、涼しい場所に飾っておくと成長を遅らせることができます。

とくに冬。寒い季節だからといって、気を抜いてはいけません!暖房を効かせている暖かい部屋に飾っておくと、たちまち開花して「あれ?冬だともっと持ちがいいはずでは?」と首をひねることになってしまうかも。

ヒヤシンスはドライフラワーにできる?

ヒヤシンスはドライフラワー向きではありませんし、一般的でもありませんが、ドライフラワーにすることはできないこともないです。花が咲いていちばんきれいなタイミングに、風通しのいい場所に逆さまに吊るしておくハンギング法で乾燥します。

瑞々しい茎がキュッと細くなり、花も干からびてかなり見た目が変わるので、仕上がりは好みが分かれますね。個人的には、ヒヤシンスはドライフラワーにするよりも花瓶に飾って楽しむ派です。

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