ポトスの増やし方は?写真付き体験談ブログ

観葉植物
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ポトスの挿し木を分けてもらいました。明るい緑色の葉っぱと涼しげに垂れる姿が部屋のアクセントに欲しくて、ちょうど購入しようとしていたのでいいタイミングでした。

挿し木から植物を増やしたことはなかったのですが、簡単にできそうだったので増やしてみた体験をまとめてみます。

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驚くほど簡単なポトスの増やし方

ポトスを増やす方法はいろいろありますが、今回はいちばん楽で確実そうな水挿しに挑戦してみました。根が出てくるのを待つあいだにも、花瓶に飾った植物みたいに楽しめるので一石二鳥です。

用意するもの

これと言って必要なものもないのが水挿しで増やすときのいいところ。ポトスの挿し木、挿し木の高さにあった容器と水、これだけです!

ポトスの挿し木

全部が全部成功するとは限らないので、できるだけ多めに準備すると、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるではないですが、成功する確率を上げることができます。

根っこは気根から生えてくるので、気根があるポトスの挿し木を準備しましょう。葉っぱの少し下にある出っ張りが気根です。

水を入れた容器

今回は欲張って長めの挿し木を準備したので、背の高い花瓶を用意しました。

容器が透明だと、水の汚れぐあいや根の成長のようすが見られるので、機能的だし楽しいです。葉が数枚しかないような小さなものの場合には、コップや、上の方を切ったペットボトルなんかが便利そうです。

増やし方の手順

手順というほど大げさなものはまったくなく、ポトスの挿し木を水に入れて、根が生えてくるのをワクワク待つだけです。気根がしっかり浸かる量の水を入れたいですが、葉が水に浸かっていると腐ってしまうので、水に浸かる位置にある葉っぱは取ります。

あとは水をきれいに保つことを心がけましょう。理想的には週に一度、最低でも2週間に1度、水の交換ができるといいですね。

管理する場所

直射日光にテカテカ当ててしまうと、葉焼けしてしまったり、根がないので簡単に弱ってしまう恐れがあるので、室内の明るい日陰で鑑賞します。

生育の適温は20度から30度で、暖かい場所のほうが成長しやすく、成功もしやすいです。

土に植えるタイミングは?

くりかえしポトスを増やしたわたしの体験に基づくと、ポトスは「ちゃんと発根する苗」さえ用意することができれば、水挿しにしても、直接土に植えて増やしても成功します。

たま~~~に元々弱いのか、発根せずに枯れてしまうものもありますが、そういう苗の場合、水挿しにしても土に植えても、枯れるときは枯れます。

なので、水挿しから土に植え替えるタイミングはお好みで大丈夫!「水挿しの水換え作業に飽きてきたな~~」と思ったら土に植えればいいですし、「根の成長を眺めるのが楽しいな~~」というひとは、しばらく水挿しのまま鑑賞するのもいいでしょう。

水栽培で長期間育てる場合には、液体肥料があるとさらに良いです。

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水栽培する場合、根がモサモサになってからもずっと水で育てていると、根が腐ってしまうこともあるので、あまり長くなってきたら土に植えるのが枯らさない秘訣です。

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失敗を防ぐポイント

正しく管理しているのに根が生えてこないよ~~~!という残念なことも、起こる可能性はなくはないです。ポトスが増やしたいのに増やせない!とガッカリするのを避けるためには、以下のポイントを抑えておきましょう。

挿し木は複数用意しましょう

一本だけ水に付けておいたものの、ツルに生命力がなくて、待てど暮らせど根が生えてこないことがあります。唯一のツルが失敗するとどうしようもありませんが、同時にたくさんの水挿しをしておけば、どれかしら根が生えてくるだろう、という気持ちになれます。

ひとつだけ増やしたい場合でも、水挿しは複数挑戦しておきましょう。

暖かい季節に増やしましょう

寒い季節にはポトスの成長が鈍くなります。それで根も生えてこなかったり、じわじわ根は生えたものの、そこから成長せずに枯れてしまうこともあるので、5月から9月にかけての暖かい季節に増やすのが最適です。

わたしのポトスの水挿し記録

年が明けてすぐの、1月3日に挿し木をいただきました。オーストラリアに暮らしているので、1月というのは日本と真逆で夏真っ只中!植物を増やすには理想的な気温です。

水挿しします

挿し木は、先ほどの写真の使い回しで恐縮ですがこちら。長めの状態で成功したらすぐに見栄えのする観葉植物になるな、と思ったので、このまま水挿しします。背の高い花瓶に生けて、直射日光の当たらない寝室に飾ったら、いい感じのインテリアになりました。

インテリアとして優秀だったので満足してしまい、そのまま2日から3日に1回水を変えるだけで放置していたところ、14日にじわじわ根が生えているのを確認しました。ここでちょうど10日目ですね。思ったよりも時間がかかりました。

16日目。上の方に新しい葉が成長し始めているのに気が付きました。根っこの量も全体的に増えています。一番背の高いツルには根が見られないのですが、それでも葉っぱは成長しているので様子を見ます。

鉢に植えました

18日目。根っこが伸びてきている2本を、試しに鉢に植えてみました。背の低いツルのほうが、グングンと根を伸ばしている気がします。

鉢植え完了!このまま日の当たらない野外でしばらく様子をみます。

水挿ししている株に手を加えました

20日目。まだ花瓶に挿したままの株は、新しい葉が成長しはじめていい感じなのに一向に根が出てこないので、気根の位置を意識して、茎をもう少し切ってみました。茎が短くなって水に浸かってしまう葉っぱも切り取ります。

根が出てきました!

その5日後、茎にハサミを入れたのがよかったのか、さっそく小さな根が生えてきているのを確認しました!葉っぱも鉢に植えた株よりも元気に育っています。

鉢植えを室内に移動しました

水挿しを始めてから27日目。ちょうどいいサイズの鉢を購入したのと、新しい葉がじわじわ育ってきているようだったので、鉢に植えたうちの片方を室内に移動しました。野外に置いていたときはほかの植物と一緒に毎日水やりをしていましたが、これからは週に2回程度で様子をみます。

驚くべき成長速度です

ポトスの成長記録をつけていたことをすっかり忘れていたのですが、水挿しを始めてから約半年で、なんとここまで成長しました。つやつやした、かわいい葉っぱを伸ばしています。水は週に一度~10日に一度くらいの回数で行っています。

下に見えるのは、わたしの崇拝する伊坂幸太郎さんの「フーガはユーガ」ですね。うっかりミスを起こして新品で2冊買ってしまいました。この本に限らず、伊坂さんの小説は軽やかで読みやすいので、普段本を読まないひとにもおすすめです。


植物で溢れる家を目指して、ほかにもいろいろ育てています。その他の植物について紹介しているこちらのページもぜひ♪

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