リラックス効果が強く、万人に愛されるアロマオイルといえばラベンダーです。お風呂グッズにも、ラベンダーの香りの石鹸や入浴剤がたくさん販売されていますよね。
生のラベンダーがたくさんある場合、お風呂に入れたら同じアロマ効果が得られるのでしょうか？
生のラベンダーを入浴剤にするには？
昨年植えたラベンダーが驚きのスピードで成長し、先日、ついに花を咲かせました！ラベンダーの咲く家に住むのが夢だったので、叶えることができてかなり嬉しいです。
これで、ときどき庭でラベンダーを摘んで寝室やつくえの上に飾ったりする、おしゃれで余裕のある人みたいな生活ごっこができるな～～などと思っていたのですが、広範囲に植えたこともあり、摘んでも摘んでもどんどん次が生えてきます。
ラベンダーの育て方を調べてみたら、風通しを良くするためと、新しいつぼみが元気に成長するように、枯れた花は摘み取るように、とのことで、毎日ラベンダーを摘む生活を送っています。優雅は優雅なのですが、摘まなくては！という使命感と焦燥感に駆られているので、余裕とは程遠い感じになってしまいました。いえ、楽しいのですが。
そんなわけで、花瓶と飾る場所が足りない量のラベンダーです。捨てるにはあまりに勿体ないので、お風呂に入れてみることにしました。
ラベンダーの花はそのままお風呂に入れられる？
ラベンダーは花も葉も丸ごとお風呂に入れるだけで、簡単にフレッシュハーブのバスタイムを楽しむことができます。こういうときに、無農薬で育てているハーブは良いですね～！
好みの量のラベンダーをお風呂に放り込んで、お風呂に浸かって鼻歌を歌いながら、両手で揉んでオイルを出して香りを楽しみましょう。
ただ、片手で掴んだくらいの束をお風呂に入れてみても、アロマオイルを垂らしたときのような、浴室内にむわっと広がるような強い香りが出るほどではないです。手で揉んだときにフワッと香りが立つのと、手ににおいが付くのを楽しむ感じですね。
「アロマオイルみたいに分かりやすい香りに包まれたいんだよ～～～！」という場合には、ラベンダーのアロマオイルと併用するか、どっさりめのラベンダーをお風呂に入れてみてください。
ラベンダーの葉だけでもいい？
ラベンダーの葉には花と同じくアロマ成分が入っているので「花はほかの用途があるけど葉だけ残ってしまった」という場合には、葉だけお風呂に入れてもフレッシュハーブのバスタイムが楽しめます。
花瓶に飾るラベンダーを長持ちさせるために、水に浸かってしまうから取り除いた葉も、残しておけばお風呂に投入できますね。
使い方は花と同じで、お好みの量をお風呂に入れて、モミモミしながら香りを楽しみましょう。
どれくらいの量を入れるの？
ラベンダー風呂にするのに入れるラベンダーの量は、好みや手持ちの量に合わせて選んで大丈夫です！一握りぶんしかなくても、揉むと香りがするし、手についたにおいを吸い込むと幸せな気持ちになります。
わたしは先日、洗濯ネットがいっぱいになるくらいのかなり大量のラベンダーを剪定して、お風呂が黄色っぽく変色するくらいの量を入れてみたのですが、手もみしなくても香りがするくらいのラベンダー風呂を作ることに成功しました。し、至福…！
そのままいれると片付けが大変…
ラベンダーさえあれば、これ以上なく簡単に楽しめるラベンダー風呂ですが、楽しめるのはお風呂に入るまでで、上がったあとの片付けの面倒くささはいただけないんですよね。リラックス効果も一瞬で消える瞬間です。
なので、お風呂に浮かんでいるラベンダーを眺める楽しみはありませんが、ラベンダーは洗濯ネットやティーバッグの袋、古い靴下などに入れてからお風呂に入れると、掃除が楽ちんだし、排水溝を詰まらせることもなくて安心です。
