2年ほど前に、水挿しで増やしたポトスちゃん。その後も驚きの早さでニョキニョキ成長し、長くなってきたので短く切って株分け…を二度ほど繰り返しました。
その甲斐あって、家に少しずつポトスが増えていくのは心嬉しいものですが、ポトスの栽培を始めた頃から気になっていたのが、葉っぱが小さい!ヒョロヒョロ長くて、店で売っている鉢植えみたいにモサモサにならない!ということでした。
時間が経てば葉っぱが大きくなるのかな~、数を増やして寄植えすればボリュームが出るのかな~、と思っていたのですが、一向にそうなる気配がなかったので、葉が大きくて繁々したポトスを育てるにはどうしたらいいのか調べてみました。
ポトスの葉が小さいのを改善するには?
まずはこちらをご覧ください。
ツヤツヤしていて色は悪くないのですが、葉と葉のあいだがヒョロっと長く、葉っぱの小さい我が家のポトスです。
こちらのページで水挿しで増やしたポトスを、さらに挿し木で増やした株で、さいきんまた水挿しするのに先端のほうを切ったので短いですが、鉢に植えてそろそろ1年になります。
葉の小さい品種であるとかそんなことはなく、元々の株には大きいものだと手のひらほどありそうな大きな葉っぱがついていたので、この葉の小ささは予想外です。
ぐんぐん成長はしているので健康ではあると思うのですが、より理想的なポトスにするにはどうしたらいいのか英語と日本語を駆使して調べてみたところ、参考になる情報がいろいろ見つかったのでまとめていきます。
日当たりを改善しましょう
「出てくる葉がどんどん小さくなる」「葉と葉のあいだの蔓がひょろひょろ長い」という症状に悩んでいる場合、高確率で日当たりに問題があります。
わたしのポトスもおそらく日当たりが不十分で、
- 光合成が足りないと葉が大きく育たない
- 光に向かって蔓を伸ばすので、蔓ばかり長くて葉が小さくなってしまう
という状態になってしまいます。直射日光に当たらない、それなりに明るい室内で育てていたのですが、どうやら不十分だったみたいですね。
対策としては、単純ですが、もっと明るい場所に移しましょう。直射日光にガンガン当てると葉やけしてしまうので、明るい窓際か、レースカーテン越しに日を当てるようにします。
ある程度育ったら剪定しましょう
葉が小さく、蔓はひょろひょろに成長したポトスは、陽のあたる場所に移してもこれまでの葉が大きくなるわけではないので、思い切って剪定して、新しい葉の成長を促しましょう。
このとき、根本からもさもさにさせたいのなら根本までバッサリ剪定し、ある程度の長さを残しておきたい場合は、残したい葉っぱのすぐ先で切るのがおすすめです。葉っぱのすぐ先を切り、先端の蔓を短くすると、成長したときに蔓が長くてヒョロっとしてしまうのを防げます。
ポトスは定期的に剪定することで、
- 理想的な形をキープする
- 株の成長を促す
- 蔓が増えて全体のボリュームが増える
というメリットがあるので、伸びてきたな~と思ったら迷わずハサミを入れていきましょう。切り取った葉を捨てるのが忍びないようでしたら、水挿しにして増やして行くのが楽しいですよ。
水挿しは涼しげでインテリアとしてもかわいいです。
ときどきは肥料を与えましょう
ポトスは肥料がなくてもそれなりに大丈夫な植物ですが、園芸店で売っているようなモサモサしたポトスに育てるためには、水と日光だけでなく、肥料を与えて成長を助けてあげましょう。
とくに1年以上同じ鉢植えで育てていて植替えをしていない場合は、土の中の栄養分が足りなくなっているはずなので、ぜひとも肥料を与えてください。
肥料の量は商品の使い方を参考に、目安の量~気持ち少なめ与えるくらいがおすすめです。与えすぎると肥料やけしてしまうので、多いよりは少ないほうが安心です。
葉が大きくてボリュームのあるポトスが育ちますように!
ポトスの葉が小さくなってしまうのを改善する方法を紹介しました。わたしは剪定と肥料やりはやっていたので、もう少し明るい場所に移動して、もっと大きな葉っぱが生えてくるか観察しようと思います。
オーストラリアはこれから暖かくなり、観葉植物もぐんぐん成長するはず。いい感じに葉が大きくなったら、こちらのページで報告しますね!