ベゴニアの葉が白くなるときの対処法/うどんこ病を撃退するには

観葉植物
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長いあいだ「欲しいな~欲しいな~~」と思っていたベゴニアマクラータを、手頃な値段で見つけたので購入しました。白い水玉模様の葉っぱに、裏側がほんのりピンクで、びっくりするくらいおしゃれでかわいらしいベゴニアです。

買ったばかりなこともあり、いま一番お気に入りの植物としてパソコン机の横に置いているのですが、一月ほど経って葉が白くなっているのを見つけました

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ベゴニアの葉っぱが白くなるのはうどんこ病という病気

すぐにネットで調べてみると、すぐに原因が見つかりました。観葉植物について調べると頻繁に目にするうどんこ病。そういう植物の病気があることは知っていましたが、じっさいに自宅の観葉植物がなってしまうのは初めてです。

こちらが気がついた時点でのベゴニアの写真です。言われてみれば、たしかにうどん粉をまぶしたみたいに白くなっていますね。一枚目がとくに分かりやすいです。これが、白カビ…(ごくり)

白くなっている部分は光合成ができなくなるのでベゴニアの生育が悪くなってしまい、範囲が広がると枯れてしまうことも。気が付かずに放置して症状が広がってしまうと、葉っぱ全体が白くなってしまうとのことですが、お気に入りでそばに飾っていたおかげか、早い段階で気がつけたようで良かったです。

うどんこ病はなぜ起こる?

土や落ち葉に隠れている目に見えない大きさのカビ菌が、風にのってベゴニアに付いてしまうことで起こります。寒い時期には繁殖しませんが、室内で育てている観葉植物の場合は、年中気をつけたい病気です。

観葉植物に限らず、トマトやキュウリなどの野菜、バラやアジサイ、いちごなどの果物もうどんこ病になり得ますが、植物によって悪影響の出る菌の種類が違うので、うどんこ病になったベゴニアから、モンステリオやポトスに感染ることはありません。よかった!

我が家には、室内で育てているレックスベゴニアちゃんもいます。ベゴニア同士では被害が拡大する恐れがあるので、うどんこ病が完全に取り除けるまでは近づけないように気をつけます。

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ベゴニアがうどんこ病になったらどうする?

ベゴニア専用の殺菌剤も売っているようですが、重曹もしくは食酢で代用できる可能性があります。今回は早期発見できたと信じて、酢を使った方法を試してみることにしました。

重曹でも良かったのですが、酢の殺菌効果は信頼できますし、何より酢は重曹よりも浸透しやすいそうで、ベゴニアの組織内に隠れている菌にも対応できる…という紹介文を読んだのが決め手です。

作り方はとっても簡単。350mlの水に、食酢をほんの1~3mlを加え、ボトルをシャカシャカ振るだけです。酢の濃度が濃すぎるとベゴニアを痛める恐れがあるので「入れすぎるくらいなら少ないくらい」を心がけて作ります。

完成した食酢水を、ベゴニアにまんべんなく吹き付けます。小ぶりのひと鉢しかないのにたくさん作ってしまったので、外に出して、これでもかってくらいびしゃびしゃに吹き付けました。

白くなっているところは重点的に、目に見えない場所でも、葉の裏から茎まで酢漬けにします。

見てください、この水浸しになってツヤツヤテカテカになったマクラータちゃんを!室内に戻しても良かったのですが、うどんこ病はとくに20度~25度くらいの気温で成長するとのこと。

この地域、今の時期だと夜は10度前後まで気温が下がるので、外に出しておいたほうが寒くて効果があるんじゃないかな~と思い、何日か外で様子を見ることにしました。

5日後のようすです。全体的に白い粉が改善され、うどんこ病を撃退したように思えます。

白っぽい部分が残っていますが、うどんこ病なのか、傷んでしまった葉なのか判断が付きません。室内に取り込み、気をつけて様子を見ることにします。

原因は分かりませんが傷んでしまった葉は、潔く切り落とすことにしました。新しい葉も生えてきているので、見栄えのしない葉、うどんこ病かどうか怪しい葉は、取ってしまうほうが安心です。

その後、うどんこ病を乗り越えて冬を越したマクラータちゃん、葉先がチリチリになったときの記録はこちら。

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うどんこ病の被害が広がってしまっている場合は

うどんこ病が広範囲に広がってしまっている場合、食酢や重曹、市販の殺菌スプレーでは改善できないことも。

葉っぱ中が白くなってしまっているときや、殺菌スプレーで効果が見られない場合には、残念ですがカビてしまっている葉っぱを切り落とし、目に見える被害がなくなった状態でスプレーを吹き付けてうどんこ病を根絶やしにしましょう。

うっかりしやすいのは、切り取った白い葉っぱの扱い。そのへんに放置しておくとまたベゴニアに付いてしまう恐れがあるので、ゴミ袋に入れて速やかに処分してくださいね。

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