シチュエーションを選ばずに贈り物として人気のものといえば切り花です。花は生き物なので、良くも悪くも長持ちしないものですが「せっかくだからもう少し長く楽しんでほしいな~」というときには、最近人気が上昇しているドライフラワーなんていかがでしょうか?
そして、花を贈るときに気になるのは花言葉ですよね。感謝を伝えるのにドライフラワーを贈りたい場合、その花を選ぶのがいいのでしょうか?
ドライフラワーの花言葉は切り花と同じ?
ひとつの花にいくつのも意味が込められていたり、なかなか奥が深い花言葉。ドライフラワーにした場合の花言葉は、瑞々しい切り花と意味が変わるのかは気になるところです。
ドライフラワーの意味は年々変わっていて、新しい意味が追加されたり、新しい花が開発されて意味が付けられたりしています。ドライフラワー人気もあり、今後ドライフラワーならではの花言葉が込められる可能性はありますが、今のところドライフラワーにしても花言葉は変わらずに使われています。
バラの花言葉は愛、かすみ草の花言葉は無邪気のまま、ということですね!
詳しくはこちらのページで紹介しているので、気になる方は合わせてご確認ください♪
ドライフラワーで感謝を伝えたい!
それでは、ドライフラワーにしやすい花の中で、感謝の意味が込められている花はどれでしょうか?ドライフラワーとして人気のある花だけ紹介します♪
紹介させていただく花言葉は正式に使われているものですが、ドライフラワーはふつうの切り花よりも長持ちする、ということで「長い間」「末永く」「変わらずに」などの気持ちが込められそうだな~と思って、使用例など追加で紹介させていただいています。これらは当ブログでのオリジナルなもので、正式に使われているものではないのでご注意ください。
ミモザ
ドライフラワーにしても色が落ちにくく、鮮やかな黄色を保つことができるので人気のミモザにはいろいろな花言葉が込められていますが、そのなかに「友情」というものもあります。
長持ちするドライフラワーにすることで「長年の友情に感謝します」「友達でいてくれてありがとう、これからも末永くよろしくね」という気持ちを表せそうですね。
また「堅実」というちょっとめずらしい花言葉も。長年、確かで確実な仕事をしてくれた社員や、安定した人生の模範となってくれた両親への贈り物にも適しています。
スターチス
花瓶に水と一緒に飾っていても勝手にドライフラワーになるくらい、初心者でも簡単にドライにできるスターチス。こちらも色が褪せにくく、ドライフラワーの代名詞のような花ですよね。
花言葉は「途絶えぬ記憶」。長い結婚生活のあとで、辛いときもないわけではなかったけど、とても幸福だった。これからも一緒に思い出を作っていきたい、という、これまでの感謝を示すのに、なんともぴったりの花ではないでしょうか。
「成功」という意味もあります。仕事や勉強でなにかを成し遂げられたときに、支えになってくれた家族、恋人、上司や同僚に、成功の表明とお礼の意味を込めて贈るのも素敵です。
アジサイ
以外にもドライフラワーとして人気があるアジサイは、カラカラに乾燥させたときの褪せた色合いが味わい深くておしゃれな花です。
梅雨時期に咲いて雨に打たれている印象のためか、ちょっと暗い花言葉が多いのですが、白いアジサイには「寛容」という花言葉も。そのままの自分を受け入れてくれるありがたい人たちに贈るのにぜひ選びたい花です。
同じくドライフラワーにしやすい「風変わり」という花言葉のケイトウと一緒にして「変わり者のわたしを変わらずに受け入れてくれてありがとう」なんて合わせ技も素敵です。
ヘリクリサム
地面に植えて咲いているときからすでにドライフラワーのような、カサカサした感触のヘリクリサム。ドライフラワーにしても花の見た目がほとんど変わらないことから「永遠の思い出」という花言葉が付けられました。
永遠の思い出にしたいくらい誰かに親切にしてもらったときに、その気持を伝えるために贈りたいドライフラワーですね。
ユーカリ
ユニークな形がおしゃれで、個人的にとくに好きな花、というよりは葉物ですが、のユーカリ。単品でもシンプルな華やかさがありますし、ほかのドライフラワーに添えて脇役にすると、おもしろいシルエットを作り出してくれます。
花言葉には「思い出」「記憶」という過去を思うものが多く、スターチス同様、誰かと過ごした過去や歴史に感謝したいときに選びたいですね。
ドライフラワーには脆くて壊れやすいものも多いですが、丈夫で長持ちしやすいのもポイントです。