色落ちや型崩れを防ぎ、きれいなドライフラワーを作るコツは、なるべく早く乾燥させることです。そのためには乾かしやすい場所に逆さまに吊るしておくのが理想的ですが、切り花を飾るにはNGとされているエアコンの前も、ドライフラワーを作るにはおすすめの場所となっています!
ドライフラワーとエアコンは好相性!
切り花の場合、根がなくてただでさえ水が不足しがちなのに、エアコンの風にガンガン当ててしまうと葉が乾燥してどんどん吸い上げた水が蒸発してしまうので、すぐに枯れてしまう原因になるのですが、できるだけ早く乾燥させたいドライフラワーの場合、ぐんぐん乾くエアコンの近くは適している場所になっています。
逆さまに吊るしてドライフラワーにするハンギング法でしたら、ぜひとも実践したい裏ワザです。
エアコンを活用してドライフラワーを早く作る方法
ハンギング法でのドライフラワーの作り方についてはこちらのページで詳しく紹介していますが、
方法やコツは変わらず、いちばんきれいな状態で咲いている生花を、逆さまにして吊るしておくだけです。エアコン効果を最大限に活かすには、エアコンの風が直接当たる場所にハンガーラックなどを設置して、そこにドライフラワーを吊るしましょう。
エアコンの使用頻度や室温にも左右されますが、もともと乾燥しているドライフラワー向きの花なら、早ければ1日、その他の花でも3~4日以内には乾燥して、ドライフラワーが完成します♪
早く乾かすとなぜいいの?
生花を早く乾燥させるメリットはたくさんあり、きれいで長持ちするドライフラワーを作りたいのなら、追求したい点でもあります。早く乾燥させると
- 形や色など、花がきれいな状態を保ってドライにできる
- ゆっくり乾かすとドライになる前に枯れてしまう
- 乾燥させているときにじめじめした臭いが付かない
の心配がなくなります。梅雨から夏に掛けての湿度の高い時期にエアコンを使わずにドライフラワーを作るのは至難の業ですね。きれいにできません。
型崩れを防ぐにはヘアスプレーもおすすめです
エアコンを活用して速やかに作ったドライフラワーでも、いったん乾燥するととても壊れやすいものです。せっかくきれいに作れたのに、すぐにポロポロしてしまっては悲しいですよね。
なが~く飾っておきたい場合、ドライフラワー専用のスプレーを吹きかけるのも良いですが、結構値段がするものなので、ヘアスプレーで代用してみるのもおすすめです。
若干テカテカするので、ドライフラワー特有のナチュラル感が薄まってしまうという欠点はありますが、花びらがシワシワになりにくいので、乾燥させる前に使っておくときれいに仕上がりやすいです♪