切り花を長持ちさせるのにアルコールがいい?の真相と使い方

延命剤について
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切り花を長持ちさせるのに、アルコールを使うといいよ、という話を聞いたことがありませんか?切り花とアルコール、あまりに接点がなさすぎで、ついつい真偽を疑いたくなってしまいますよね。

このページでは、アルコールがほんとうに切り花延命に効果があるのか?と、花を傷めない使い方を紹介します。

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アルコールで切り花が長持ちするの?

一口に「アルコール」といってもいろいろな種類がありますが、切り花を長持ちさせるのに効果がある、とされているのはウォッカです。

切り花を含む植物はエチレンガスを放出し、それによって成長するのですが、ウォッカを水に加えることで、エチレンガスを放出量を抑えて、花が成長して枯れるスピードを遅くさせることが期待できます

ウォッカを花瓶に混ぜる割合

ただ、ここで問題がひとつ。

切り花は強いアルコールに耐えられないので、花瓶に入れられるアルコール量はせいぜい8%まで。それ以上アルコールが強いと、長持ちさせるどころか傷める原因になってしまいます。

なので、市販のものだとアルコール度が40度ほどあるウォッカを混ぜる場合、かなり薄めて使わなくてはならず、効果が実感できるほど切り花を長持ちさせることが出来るかというと「気休め程度」という感じです。

もし自宅に空いているウォッカがある場合には、花瓶の水に数滴まぜてみるのはありだと思いますが、わざわざ購入するほどではない裏ワザですね。

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消毒用アルコールも効果的

消毒に使われるアルコールのエタノールも、切り花の延命に効果があります。水切りした花をエタノールに浸けることで、花の水上げを良くして、さらに切り口を殺菌してくれるんです。

エタノールは花瓶の水に混ぜるのではなく、花を飾る準備の段階で使用します。詳しい切り花の手入れの手順についてはこちらのページで紹介しているのですが、

花を飾る初日や、花瓶の水交換をするついでに茎を切り戻したあとで、エタノールに5~10秒ほど浸けてから花瓶に飾ればOKです。

水上げの良くない花木類にとくに効果的です。草花にも効果がありますが、個人的にはあえてやることは滅多にないです。

自宅にあるものを使って切り花を長持ちさせるアイデアは他にもあります。詳しくはこちらもご確認ください♪

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