切り花の虫対策/駆除の方法は?

切り花を長持ちさせるコツ
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生きた切り花を部屋に飾るのは心躍るものですが、虫が苦手なひとにとっては、そのなかに虫が潜んでいるかもしれない…という考えは恐怖です。花を飾る嬉しさよりも、虫に戦々恐々としなければならないのでは本末転倒すぎます。

ときどき生花についてくる虫はどうやって対策すればいいのでしょうか?

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切り花に虫がつかないようにするための対策

どうして切り花に虫がついているかというと、その花が無農薬で生産され、体に悪いものがついていないからです。それでも、切り花に虫が付いている!というのはクレームに直結するので、生産者のひとたちは気をつけて生産しています。それでも、無農薬で花を育てようと思うと完全に虫を避けるのはなかなか難しいんですよね。

なので、無農薬にこだわりのあ生産者さんが、農協で販売しているような花や、近所の人が庭で育てていて、おすそ分けにいただく花なんかは、花屋で購入する切り花よりも虫がついている可能性が高くなります。

どうしても虫が嫌~!という場合には、商品管理のきめ細かい花屋さんで購入するほうが安心です。

まずは購入時によく確認しましょう

購入時に目で見て確認するのも有効です。店の人の手前、葉っぱをひっくり返して見たり、バサバサ振って虫が落ちてこないか確認するのはちょっと…という場合でも、ガーベラやダリア、ひまわりなどの大きな花の真ん中に芋虫がくっついていないか、茎に細かい虫がはびこっていないかサッと確認するくらいでも、避けられる場合があります。

飾るまえに軽く振りましょう

購入した花は花瓶に飾る前、できれば家に入る前に、逆さまにして持ち、数回バサバサ振ってみるのも効果的です。もし細かい虫がたくさん落ちてくるようでしたら、落ちなくなるまで振りましょう。

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切り花についた虫を駆除する方法

目で見て確認し、振って落とせるものは落としても、ぜったいに安心、といえないのが辛いところですが、花屋さんで購入する花から大量の虫が出てくることはあまりないので、ひとまず安心して大丈夫です。

それでも、自宅の庭で育てた花やその他の花だと、虫がたくさん出てくることもあります。こわい~!!となって、まだ飾れる場合でも捨ててしまいがちですが、せっかくの切り花、虫を駆除して最後まで楽しみたいですよね。

ぬるま湯に花を沈めましょう

バケツや洗面台、浴槽に50度くらいのお湯をたっぷりと張り、切り花の茎の方から花に向かってゆっくりと浸けてみましょう。完全に花が浸かったところで水中でゆらゆらと揺らすと、花に付いている虫が浮き出てきます。

虫が出てこなくなったら、またゆっくりとお湯から上げ、軽く水を切ってから花瓶に飾ります。

殺虫剤を吹きかけましょう

虫の駆除に確実に効果をする方法といえば殺虫剤です。切り花専用でなくても構わないので、市販のキンチョールやエアゾールなどの殺虫剤を、使用用途の距離からシューーっとすれば、てっとり早く駆除することができます。

花を痛めることがないか?というと、傷めないことはないけど、虫が嫌で捨ててしまうよりはまし、という感じですね。

農薬を使いたくない場合には手作り殺虫剤でも

部屋に飾るものだし、殺虫剤は使いたくない~!というひともいるかと思います。どこで何を口に入れるか分からない、小さな子供がいる場合やペットを飼っている場合には、念の為体に影響のないものを使いたいですよね。

そんなときおすすめなのは唐辛子水。殺虫剤よりは効果が落ちますが切り花に影響がなく、無農薬で野菜を育てているひとも使っている間違いなしの方法です。

が、殺虫剤でないほどにしても、やはりペットや子どもには刺激があるのと、完成するまでに時間がかかるのが難点です。今後使うことがあるかも?という場合には、この機会に作っておきましょう。

唐辛子水の作り方

準備するのは、唐辛子10本程度(生でも乾燥でも大丈夫です)、焼酎などのアルコール類、もしくは酢200ml、もし家にあったらニンニク一欠を使用します。

唐辛子に含まれているカプサイシンが効果的なのですが、このカプサイシンが溶けやすいアルコール類に、2週間から一月くらい浸けておくだけで完成します。

カプサイシンは唐辛子の中についているワタの部分に多く含まれているので、切込みを入れてまるごと、ニンニクはみじん切りか摩り下ろしにしてつけ置きます。

完成した唐辛子水ですが、原液のまま使うには強力すぎます。100均で売っているスプレーボトルいっぱいの水に対して、スポイトでほんの一滴、二滴で十分効果を発揮し、せっかくだから、と濃くしすぎると花を傷めてしまうので注意してください。

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