IKEAの登場で、生のクリスマスツリーを飾る家庭も増えてきましたね~!作り物のクリスマスツリーに比べて、生木のクリスマスツリーは圧倒的に存在感のあるので、一度は買ってみたいな~、とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そうなると気になるのが、生き物であるクリスマスツリーのお世話の仕方。クリスマス前に枯れてしまった…なんてことにならないように、やり方を知っておきましょう!
本物のクリスマスツリーってどんなもの?
自宅に飾る用の生木のクリスマスツリーには、大きく分けて二種類に分けられます。ふつうの観葉植物のように鉢に埋まっているタイプと、根本で切り取られていて、切り花みたいになっているタイプです。
そうなんです、知らない人が生木のクリスマスツリー、と聞くと、鉢に埋まっているものを想像するかもしれませんが、IKEAなんかで売っている本物のクリスマスツリーは、根本でスパッと切られていて、根のないツリーが一般的ですね。
鉢植えタイプのクリスマスツリーは、うまくお世話をし続ければ来年も同じ木が使える、というメリットがありますが、切られているクリスマスツリーのほうが大きいサイズでモサモサしたツリーが見つかりやすく、持ち帰りやすく、クリスマスが終わったら処分できる(IKEAでは引き取ってもらえるんですよね、たしか)ので場所を取らないのが良いところです。
こちらのページでは、主に切られているクリスマスツリーの手入れの仕方について紹介しています。鉢植えタイプのクリスマスツリーのお世話の仕方については、植物の種類(モミとかマツとか)別にご確認ください♪
生木のクリスマスツリーの飾り方
好みの大きさや形のクリスマスツリーを選んで、車に押し込んで持ち帰ったら、以下の手順で飾っていきましょう。
- 車から出しても、すぐには家に入れずに、ホースで全体をじゃぶじゃぶ洗います。
- 根本までびっしり枝が付いているようでしたら、スタンドに立てたときに邪魔にならないように、下の方の枝を切り落とします。
- 塀や壁に立て掛け、室内がびしょびしょにならない程度に水分を落とします。
- 室内でツリースタンドの準備をします。
- 根本の幹を5センチほど切り、水あげを良くします。
- 切ったらすぐにツリースタンドに入れて完了です!
それでは詳しく紹介していきます。
虫や取れた葉を洗い流しましょう
生木のクリスマスツリーには虫が付いていることがあるので、室内で見つけてギョッとすることにならないように、しっかり水洗いしてから家に入れましょう。傷んでいる葉も落とせるので、運び入れた途端に速攻で部屋が汚れてしまうのも防げます。
切り口を新しくして水あげを良くしましょう
生木のクリスマスツリーはちょうど切り花と同じ感じで、根本の切り口から水を吸って生きています。
店に並んでいるツリーは切られてからかなり時間が経っていて、切り口が乾燥してしまって十分な水が吸えない状態なので、飾る直前に根本を5センチほど切って切り口を新しくして、しっかり水が吸えるように準備しましょう。
幹を切るのは大仕事ですが、これを怠るとクリスマス前に枯れてしまう可能性もあります!
クリスマススタンドの準備をしておきましょう
根の部分が切り離されているクリスマスツリーは、そのままではまっすぐに立たないので、専用のスタンドが必要です。(IKEAでも売っています。) 水を入れるところが付いているので、クリスマスツリー用の花瓶みたいな感じですね。
切り口を新しくしたら、また乾燥してしまう前に、速やかに水に入れることが大切です。クリスマススタンドは予め飾りたい場所に準備して、水を入れ、あとはクリスマスツリーを入れるだけ、の状態に準備しておきましょう。
クリスマスツリーの手入れの仕方
クリスマスツリーに使われることの多いモミの木は、乾燥と高温に弱いです。なので、暖房を使うことの少ない場所に飾り、1~2日に一度霧吹きで葉に水を吹付け、ツリースタンドの水がなくならないように気をつけていれば、11月後半に購入して、クリスマスまで十分に飾っておけます。
とはいえ、クリスマスツリーを飾りたい場所といえばリビングですよね。いちばん暖房を効かせることの多い場所です。
その場合には、暖房の風が直接当たる場所は避けて飾ってください。1日中部屋が暖かい状況だったり、葉が茶色に変色して元気がなくなって来るようでしたら、ちょっと手間ですが、クリスマスまでにもう1~2回根本を切り戻して水あげを良くすることをおすすめします。
暖かい部屋に飾ることが分かっている場合には、12月に入ってからツリーを買うのもありですね。何度も根本を切り戻す手間や、クリスマスまで持つかな~~~と心配する必要がなくなります♪