桜の切り花は挿し木で育てられる?鉢植えに植える方法

切り花を長持ちさせるコツ

切り花としても人気で、春になると贈り物にも選ばれることの多い桜。日本人にとって思い入れの強い花なので、枯れたあとで一段と捨てにくい花ですよね。

とくに花が終わったあとでも枝が元気で、葉が出てきたりなんかすると、いかにも生きている!という感じがして、とてもじゃないですが処分できない!このまま鉢植えにして育てられないのかな~と思ってしまいます。

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桜の切り花は挿し木で育てられる?

枝や新芽を土に挿して育てるのは「挿し木」といういろいろな植物に応用できるテクニックですが、なんと桜も挿し木で増やすことができます!

種類にもよりますが、桜の挿し木の成功率は50~70%ほどと悪くなく、とくにソメイヨシノやヤマザクラなどの品種は育てやすいです。

ただ、それは挿し木にして成功しやすい枝を木から取ってきた場合で、切り花から挿し木にしようと思うと、成功率はかなり落ちてしまいます。なので切り花の桜を挿し木にするときには、以下のポイントを抑えて、ダメ元くらいの気持ちで挑戦してみるのがいいですね。

桜の挿し木を成功させるコツ

切り花の桜を挿し木にするときに、知っていると成功しやすいポイントは…

  • 挿し木に必要なのは10センチほどの枝ですが、 できるだけ完全に茶色い枝になっている部分より、まだ新しい緑色の枝を選びましょう。その中でも、細い枝より太く成長しているものが理想的です。
  • 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」です。枝はなるべくたくさん用意しましょう。
  • 3月から4月の、花が終わって葉が出る前のタイミングで挿し木にするのがベストです。
  • 発根促進剤を使用しましょう。
  • 鹿沼土や赤玉土など、肥料分がなく通気性のいい土に挿し木にします。栄養分がありすぎると根が出づらかったり、発根しても枯れてしまう恐れがあります。

桜の鉢植えがいくつもあってもな~と思って、欲しい数の枝=ひとつだけ挑戦すると、かなりの確率で失敗に終わってしまいます。

桜の鉢植えが一つ欲しいだけでも、最低でも10枝くらい準備すると安心ですね。

桜の挿し木のやり方は?

ポイントを抑えて準備ができたら、さっそく桜を挿し木にしていきましょう。

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まずは枝の準備

  • 桜の枝の下、土に挿すほうを、清潔なハサミやナイフを使って斜めに切り戻します。切り花同様、水を吸いやすくさせるためですね。
  • たくさんの葉が付いていると吸い上げた水分が蒸発してしまうので、下の方の葉を数枚だけ残して上の方の葉と枝は切ってしまいます。

水あげしましょう

土に挿す前にしっかり水を吸わせるために、枝の下2~3センチほどが浸かるように立てて水に入れます。3時間ほど水を吸わせたら準備完了です。

発根促進剤を付けましょう

枝の切り口と、根本から2センチほどのところまで、発根促進剤をつけましょう。名前の通り、挿し木で植物を増やすときに根が出るのを助けてくれる薬品で、園芸店などで安いものは数百円で購入できます。


土に挿して完了です!

鉢植えに水捌けがよくて栄養分の少ない土を入れて湿らせ、準備した枝を傷めないようにそっと挿したら挿し木ができました!直射日光が当たらない、明るい日陰で管理しましょう。

土が乾くと枯れてしまいますが、つねにびしょびしょでも腐ってしまうので、乾燥するまえに土を湿らせる、くらいのイメージで、1日1回程度水やりをしましょう。

どれくらいで根が出るの?

桜は挿し木にするのに難しい植物ではありませんが、成長速度はのんびりで、根付くまでに2~3ヶ月掛かることもあります。ソメイヨシノは比較的早く成長しますが、それでも6週間~見ておきたいですね。

花も、小ぶりなものが1年目で咲くこともありますが、最初の開花まで3年掛かることもあるので、気長~にのんび~り構えてお世話をするのが良いですね。

桜の切り花は水挿しでも増やせる?

挿し木のやり方を紹介しましたが、桜は水挿しでも発根させることができます。挿し木と同じ条件で準備した枝を浅めの水に倒れないように入れ、定期的に水の交換をすればOKです。

枝の付け根にプツプツと白い根が出てきたら、土に埋めるほうが成功しやすいですよ!

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