切り花のユリが咲かない?はやく咲かせたいときの方法

切り花を長持ちさせるコツ
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花屋さんで買ってきた新鮮なユリがなかなか咲かないと、このまま咲かずに枯れてしまうのかな?と心配になりますよね。このページでは、切り花のユリが咲かない理由と、早く咲かせたいときにできることを紹介します。

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ユリの蕾が咲かないのはなぜ?

新鮮なユリの切り花を購入して自宅で飾っているのに、待てど暮らせど蕾のままで、一向に花が咲かない!と心配になるお客さんがときどきいらっしゃいます。

ユリはほかの切り花に比べて高価なことも多いので、そりゃあ咲かなかったら焦るし、心配にもなりますよね。

しかしご安心ください!もし蕾の固い、花市場から届いたばかりのユリを購入した場合、花が咲くまでに時間がかかるのはよくあることなんです。

まだ成長していない可能性が高いです

たとえばこちらの、わたしが先日購入したユリ。これは買ってきた当日の写真ですが、4日経ったときにどうなっているかというと

ようやく色づいてきて、一番大きな蕾が開きはじめたかな?という感じです。緑色で固い蕾はまだまだこれからですね。

わたしが購入した花は、大きい蕾はほんのり白くて膨らんでいましたが、これがもっと緑色の固い蕾だった場合には、4日でも色付かないことも珍しくありません。上の4日目の写真でも、まだ固い蕾がたくさん見えますね。

今回、このユリを飾っているのが、20度~10度という秋冬の気温なのですが、冬場に玄関などの寒い場所に飾っていると、さらに倍くらい時間がかかることもあります。

さらに翌日の5日目のようすです。ようやく開花してきて華やかになってきましたね~!

ユリは順番に開花する花です

また、ユリは一度に咲かずに、茎の下のほうの蕾から徐々に開花する花です。上の写真で飾っているのは3本のユリなのですが、1本だけ見てみるとこんな感じ。

右側の、いちばん下の蕾から膨らみ始めて、上に行くにつれて小さく、固い蕾になっていますね。そのぶん咲くのに時間がかかるんです。

いちばん上の蕾はきれいに咲くには小さすぎるので、おそらく咲かずに枯れてしまうか、咲いても小さくて不格好な咲き方をします。

ユリを早く咲かせる方法は?

蕾のユリを買ってきた場合、ゆっくり花が咲いていく様子を眺めながら、なが~~~く楽しめるのがユリの良いところです。

しかし、そうとは知らずに購入し、もっと早く咲くものだと思っていた場合には、困る場合もありますよね。

「明後日お客さんがくるまでに咲いて欲しい~!」だったり「週末の結婚式に合わせて咲いてくれないと困る~!」という場合には、早く咲かせる工夫をしてみてください。

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暖かい場所に置きましょう

ユリの切り花は、夏と冬だと倍以上飾っておける期間が違います。夏に暑い場所に飾ってあるユリはものすごいスピードで開花しますが、冬に寒い場所に飾っているといつまで経っても蕾が咲かないのでびっくりします。

なので、早くユリを咲かせたい場合には、できるだけ暖かい場所で管理してみてください。あんまりギラギラした直射日光は花を傷めてしまうのでおすすめできませんが、カーテン越しくらいの柔らかい日差しに当てるのも効果的です。

一刻も早く咲かせたい場合には、スーパーの袋をかぶせてビニールハウス状態にするとさらに効果的です。

茎を短くしましょう

ユリは茎が長い状態で売られていることが多いです。これは買った人が好きな長さでアレンジできるように、という配慮でもあるのですが、茎が長いほうが成長が遅くなるので、店での商品としての寿命を伸ばす目的もあります。

なので、早く咲かせたい場合には、花瓶に合わせてできるだけ茎を短く切ってみてください。

ぬるま湯に飾りましょう

ぬるま湯に飾ることで、ユリの成長を促進させることもできます。

熱ければ熱いほどいい、というわけではなく、熱湯に浸けておくと傷んでしまうので、人肌程度にじんわり温めたぬるま湯を花瓶に入れて、そこにユリを飾っておきましょう

栄養剤を使いましょう

ユリは何もしなくてもきれいに咲いてくれるので、わたしはユリには延命剤を使わなくてもいいかな~、と思っているのですが、早く咲かせたい場合には話が別で、ぜひ切り花用の延命剤を使ってみてください。

切り花に栄養を与える延命剤の成分は糖分です。切り花用の延命剤は100均でも購入できますが、「わざわざ買ってくるのもな~」という場合には、砂糖を花瓶に溶かしても効果があります。

延命剤や代用品については、詳しくはこちら!

花が咲いたら長持ちするようにお世話をしましょう

いろいろ手を尽くすことで、ユリの花を咲かせるタイミングは早くしたり遅くしたりすることができます。

早く咲かせたくて上記の方法を試していた場合でも、一度花が咲いたら、長持ちするお世話の仕方に切り替えましょう。それじゃないと、すぐに枯れてしまいますからね。

ユリを長持ちさせる方法は、このユリを使いながらこちらのページで紹介しています。きれいに咲かせる方法にも通じるので、ぜひご確認ください♪

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